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六日目 阿炎の乱

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平成30年 五月場所 六日目

 

 

 

 

【初顔合わせ】

ワーワーワー

 

 

ワーワーワー

 

 

 

 

ワーワーワー

 

 

 

 

阿炎「・・・・・・。」

 

 

 

 

阿炎「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

阿炎「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

阿炎「マジで塩、長いんですけど。」

 

 

 

 

 

阿炎、白鵬に大金星!!!!

 

 

 

まさかまさか、あの阿炎が白鵬に勝とうとはっ!

 

あのチャラい阿炎が白鵬に勝つなんてっ!

 

あのつま先だった突っ張りが顔にあたるのを白鵬は嫌がるだろうなと想像はしていましたが、本当に土俵の外まで出てゆくなんて想像もしていませんでした。

 

 

 

やっぱり足の親指がまだ具合が悪いのか。

 

はたまた舞の海が言うように白鵬の守りが弱くなっているのか。

 

もしかすると阿炎は見た目よりもずっと強いのか。

 

真偽のほどはわかりませんが、六日目にして大激震!

 

今場所の優勝の行方は本当にわからなくなりつつ、栃ノ心が大関昇進に自ら花を添える形にならなくもないような、まだ六日目なので先走った予想も立てられませんが、六日目のこの一番が優勝争いの分かれ道になりそうな気もします。

 

 

 

さて一攫千金の大金を手にして意気揚々とインタビュールームを後にしようとする阿炎。

 

しかし彼の前になぞなぞの扉が立ちはだかります。

 

 

 

 

 

阿炎「さぁ!電話、電話。」

 

 

 

 

阿炎「ん?!」

 

 

 

 

阿炎「酉に矢印・・・。」

 

 

 

阿炎「わかった!答えは戌年」

沢田石「大正解!」

 

 

 

 

 

こんなところに沢田石。

 

実況やレポートがないときも頑張っているんですね。

 

温かい沢田石の拍手をもらって阿炎もさぞ嬉しかったことでしょう。

 

阿炎のお母さんも1日遅れの大きな誕生日プレゼントとなりました。

 

しかもビッグな懸賞付き(笑)

 

私が母なら速攻で欲しい物リストを送りつけます。

 

 

 

でもこうやって見たら阿炎は身体がずいぶん大きくなっています。

 

前は手足ばっかり長くてタラバ蟹を見ているようでしたが、ずいぶん同体にも身が詰まってきたではないですか。

 

 

 

 

さて明日は七日目。

 

新番組「北の富士語る」が始まります。

 

いつも好き勝手に語っている気もする52代に今さら何を語らせるのか?

 

期待に胸が膨らみます。

 

 


七日目 北の富士 何を語る

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平成30年 五月場所 七日目

 

 

 

惜しまれつつ先場所幕を落とした大人気番組「横綱の矜持」に続き、土曜日の夕方4時という在宅率が最も低そうな時間帯に真っ向勝負にでた新番組。

 

その名も・・・。

 

「北の富士語る」

 

 

 

 

ジャーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャーン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや本当にですよ、52代に語ってほしいことってこれじゃないですか?(笑)

 

この人がいかにモテたか。

 

今もなお、どれだけモテているのか。

 

藤井アナに鋭く切り込んでほしいところです。

 

 

 

 

藤井「モテる秘訣ってなんですか?」

52代「・・・・・・。」

 

 

 

 

52代「・・・そうね・・・。」

 

 

 

 

 

52代「しょせんは・・・。」

 

 

 

 

52代「金と顔!」

藤井「なーんだ、やっぱり。」

 

 

 

 

藤井「で、北の富士さんもたくさんお金使ったんですか?」

52代「うん、そうねぇ・・・。」

 

 

 

 

英雄色を好むと言いますが、色は英雄を好みます!(笑)

 

 

 

しかしこの「北の富士語る」、今回は上京編でしたが来場所は青春篇、さらには立身出世編と物語は展開してゆくのでしょうか。

 

 

内容とは関係のないことですが、華々しいオープニングとは対照的に語っている部屋のなんとまぁ簡素ないこと(笑)

 

素っ気ない全面ベージュの部屋にパイプ椅子で向かい合い、傍らには私物のバッグがチラ見え。

 

このシチュエーションでの適当なタイトルは「勝昭 康生の本場所雑談会」ってとこです(笑)

 

 

 

こんなパイプ椅子座談会を羨望の眼差しで見つめる元横綱・大乃国。

 

そう言えば大乃国もまた北海道出身の横綱でした。

 

 

 

 

芝田山「私にもあんな風に語らせてくださいよ。」

藤井「え!」

 

 

 

 

藤井「何か語りたいことがあるんですか?」

芝田山「まあね。」

 

 

 

 

藤井「何を語るんです?」

芝田山「うんとね・・・。」

 

 

 

 

 

芝田山「餅!」

藤井「やっぱりね。」

 

 

 

 

芝田山は相撲の話をするよりも餅の説明をする時の方が明るく歯切れがいいですね。

 

岡山県の餅大使にも任命されたようで餅のつき方の澱みない説明を聞いているうちに、芝田山の餅に対する真摯な愛情を感じました。

 

餅大使の仕事もお忙しいことでしょうが広報部長の仕事もお忘れなく。

 

 

 

 

土俵では再び阿炎の快進撃!!

 

昨日に続いて臆することのない阿炎の思い切ったはたき込みはまさに鮮やかではありましたが、それをまんまと食った豪栄道の方がむしろ心配です。

 

 

そして今日から休場の遠藤。

 

え?今度は腕の怪我ですか?

 

1日2日様子を見て出場するかもしれないし手術するかもしれない。

 

怪我の説明の振り幅の大きさにどんな状態か想像がつかないのですが、遠藤という力士はさあこれからという時にどうもツキがないのが残念です。

 

その点、大関昇進もしかしたら2度目の優勝への流れが早くも出来始めた栃ノ心にとってはビッグチャンス到来!

 

明日は負けが連なっている逸ノ城戦。

 

ストレートで勝ち越せるか。

 

折り返しの中日八日目です。

 

 

 

 

中日八日目 勝ち越し

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平成30年 五月場所 中日八日目

 

 

 

 

 

 

【忘却の彼方】

52代「はぁ~・・・。」

太田「どうしたんですか?」

 

 

 

 

52代「さっき、昨日食ったものも忘れてるって言ったけどね」

太田「はい。」

 

 

 

 

52代「実はさ・・・・・・。」

 

 

 

 

52代「食ったどうかも覚えてない。」

太田「え!」

 

 

 

私はスーパーに車で来たのを忘れてしまい、そのまま歩いて帰って途中で引き返すというのを度々やらかします。

 

実は今日も駐車場を歩いて出ていって前から来た車を見てハッ!と気が付いて引き返しました。

 

 

昨日食べたもの・・・・・・。

 

昨日の夕飯・・・・・・・。

 

なんだっけ?

 

 

 

それはそうと栃ノ心、八日目ストレートで勝ち越しを決めました。

 

関脇対決逸ノ城との唸りながらの力相撲を制し、大きく大関昇進へ一歩近づきました。

 

勝ち越しのインタビューは相変わらず聞き取りにくいものでしたが、精神面も落ち着いてもう十分の大関の貫録です。

 

 

 

その大関の座に今場所は一人で座っている豪栄道。

 

今場所はやたらと恩返しをたくさん頂きますね(涙)

 

相手の方も感謝の意を込めての恩返しなのでしょうが、その仰々しさが時に豪栄道に重くのしかかります。

 

今度から出稽古に来られた際はくれぐれも「お返し不要」と念を押しましょう。

 

そして何なら稽古場の壁に「恩返し厳禁」と書いておきましょう。

 

 

 

 

豪栄道への恩返しを果たした大英翔。

 

インタビュールームでは衝撃の事実が待っていました。

 

 

 

 

【おせっかい】

小林「おめでとうございます」

 

 

 

 

大英翔「ありがとうございます」

 

 

 

 

 

小林「ところで明日の対戦相手、誰だか知ってる?」

大英翔「いいえ。」

 

 

 

 

小林「栃ノ心関だよ!」

大英翔「―――。」

 

 

小林アナよ。

 

天真爛漫に余計なおせっかいをぶっこみましたね。

 

知らない方が良かったことだって世の中にはあるんだぞ。

 

というか、大英翔が勢のように事前まで取り組み相手を知らない主義ではなかったのだろうかと、少し心配しました。

 

どっちにせよ、もう明日は燃える心様が相手とわかってしまったわけですが、若いのですから力の限りぶつかってゆくだけでしょう。

 

 

若いと言えば豊山。

 

今場所はいい勉強をしていますね。

 

今場所の今までの8個の黒星は、これから先の多くの白星の種になるはずです。

 

目先の1~2勝より将来にためになる黒星。

 

これが若いときは何より大切です。

 

でも良い線いってましたよ。

 

 

 

さて明日から場所は後半戦。

 

優勝争いは栃ノ心を先頭にこのまま進んでいくのでしょうか。

 

 

 

あ!

 

昨日食べたの残り物のカレーだった!

 

 

 

九日目 静かなる指摘

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平成30年 五月場所 九日目

 

 

 

昨日、ストレート勝ち越しを決めた栃ノ心。

 

今日からさらに気を引き締めるべく、精神統一を図ります。

 

 

 

【背後】

「・・・・・・。」

 

 

 

 

「・・・ヨッシ。」

 

 

 

 

 

「ン?」

 

 

 

 

 

「誰か、居た?」

 

 

 

 

国技館って、出るらしいですよね。

 

というか、こんな風に乗りに乗っているときは運も味方につきますし色んなものも味方につくものです。

 

自分自身が強い気を放ち続けていれば、何事も味方になるというものです。

 

この際は運も勝利の女神も化け物も、みんな味方につけて大関昇進を手に入れよ!

 

 

 

 

流行や人気は風のように吹いてきて、風のように去ってゆくもの。

 

花道には時代が生んだ多くの人気力士たちが行き交います。

 

 

【時代の証人】

玉治郎「・・・・・。」

 

 

 

 

あびー、あびー。

玉治郎「・・・ん。」

 

 

 

 

 

玉治郎「なんと・・・っ!」

 

 

 

玉治郎「今度の人気者は。」

 

 

 

 

玉治郎「笑うのか・・・。」

 

 

 

 

笑わない方の人気力士は明日から再出場するそうですね。

 

筋肉の断絶とか聞きましたがそんなに簡単に出てきて大丈夫なのでしょうか。

 

再出場当日の対戦相手が白鵬とは!

 

審判部もきついことしますねぇ。

 

親戚の法事で休んでたって言うんならいざ知らず(そりゃないか)、手術するかしないかの怪我をして休んでからの再出場。

 

明日の状態を見ないで言うのも何だけど、遠藤、生き急いでる気がするわぁ~。

 

この小結の場所を無駄にしたくないという気持ちもよく分かりますが、もうちょっと視線は先に置いた方がいいような気がするけどねぇ~。

 

まぁ、全ては明日を見ればわかることなんですが。

 

 

 

 

 

 

 

【帰り道】

白メガネ「おかえり~。」

 

 

 

 

白メガネ「お疲れさま。」

 

 

 

 

 

 

白メガネ「今日の御夕飯、何食べたい?」

鶴竜「う~んとね・・・。」

 

 

 

 

 

鶴竜「・・・あ?!」

 

 

 

 

鶴竜・白メガネ「雨だ。」

 

 

 

 

熊本は明後日が雨です。

 

 

 

今日の放送席はいつもに増して元気のないしゃべり方の鏡山さんと船岡さんの物静かな実況で、一見するとトーンダウンした様にも思えた本日の放送でしたが、いやいや中々辛辣なものばかり。

 

 

北勝富士へのおっつけのアドバイス然り。

 

阿炎への小手先で勝つよりも前に出ることの大切さや御嶽海の日和的に見える相撲。

 

そして白鵬のフライング然り。

 

 

実に的を得たものばかりで静かな語り口がより一層胸に沁みます。

 

 

ところでどうでもいい事が昨日から気になっています。

 

いつも向こう正面に陣取るあのオリンピックオジサンですが、ここ2日間くらい帽子がキャップに変わってますよね?!

 

あのトレードマークの金色のハットはどうしたんでしょう。

 

ハッ!まさか!ついにクレームが・・・?

 

 

 

 

 

 

十日目 時代

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平成30年 五月場所 十日目

 

 

 

気が付けば平成も30年が過ぎ、来年の今頃は新年号での初めての本場所となります。

 

時代と共に移り行く国技館の景色。

 

そこにも今を切り取る瞬間があります。

 

 

 

【時の流れ】

52代「あ。」

 

 

 

 

 

52代「リリーさんが来てたね。」

戸部「え!リリーフランキーさんがいたんですか?」

 

 

 

 

 

52代「違うよ。リリーって言ったら女優さんの・・」

戸部「あー。石田ゆり子さんですか?」

 

 

 

 

52代「・・・浅丘ルリ子さんに決まってるだろ。」

戸部「えー。知りません。」

 

 

 

 

 

52代「・・・・・・。」

戸部「えー。誰ですか?」

 

 

 

 

 

52代「・・・もう・・・、いい。」

戸部「どうしたんですか?北の富士さん。」

 

 

 

 

昭和は遠く、なりにけり。

 

素早く朝乃山の後ろに身を隠した浅丘ルリ子さんでしたが、朝乃山も浅丘さんの事を知っているのでしょうか。

 

リリーフランキーよりも石田ゆり子よりもずっと先に、浅丘ルリ子がリリーと言われたことを知っているのでしょうか。

 

そして浅丘さんが石坂浩二の元妻であることを知っているのでしょうか。

 

よく目を凝らせば国技館の中には若手力士が知らない昭和の大スターたちがそこかしこに隠れています。

 

昭和、平成と世の中は移ろうとも大スターたちの輝きは衰えることを知りません。

 

 

 

しかし、52代の話ですがぶつかり稽古も互いの呼吸が大切なんですね。

 

九重部屋の猛げいこの話をする52代の表情には懐かしさと共に、現在の稽古への物足りなさがにじみ出ていました。

 

やっぱり稽古する以外に強くなる方法ってあるわけないんですよね。

 

当たり前のことですが。

 

稽古すれば体も強くなって怪我をしにくい身体にもなるだろうし。

 

全て昔が良いとは思いませんが、稽古の質はたぶん昔の方が良いはずです。

 

 

 

 

ところで戸部。

 

52代の相手としてはまだまだ役不足です。

 

トイレで中座した52代への説明も雷さんからフォローされていましたね。

 

受け答えもわかったような分らんような相槌を繰り返すだけで、話の展開が乏しかった。

 

こんな調子では52代がトイレに中座したままどこかに遊びに行ってしまいます。

 

それならば52代がトイレに立つ間がないほどいろんなことを聞いたらどうですか?

 

年をとっても若者からあれこれ聞かれて頼りにされるのは嬉しいものです。

 

最初はトイレに行きたくてソワソワするかもしれませんが、そのうちに熱意に負けて親身になって教えてくれることでしょう。

 

52代の胸を借りて修業させてもらうことです。

 

 

 

再出場の遠藤でしたが痛めた右腕をきつくサポーターで締めあげての登場には、締め過ぎた腕の血流の方が心配で気が気ではありませんでした。

 

さすがに右腕は全く使えていませんでしたが、良く動き回っていました。

 

力士だから土俵に上がるとかなんとか、カッコの良いことを言っていたようですが怪我が怪我を呼ぶということは多々あります。

 

あの日あの時を悔やむことのない自己管理をしてほしいものです。

 

 

 

まわしを引きつけただけで相手を浮かせてしまう恐ろしい力を持つ栃ノ心は全勝の10勝目。

 

気の早いファンから早くも花束をもらっていましたが、もう明日から大関と名乗ってもいいんじゃないでしょうか。

 

初日から集中力を欠くことなく力を出し続けるその姿はまさに大関。

 

変なもの食べて食中毒に出もならない限りもう大関になったようなものだと思いますが、残るは優勝争いです。

 

手負いの遠藤相手に苦戦した様にも見える白鵬と、弱気の虫が顔をのぞかせ重い1勝を手にした鶴竜との

優勝争い。

 

直接対決が組まれる明日から終盤戦が楽しみです。

 

 

 

十一日目 顔

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平成30年 五月場所 十一日目

 

 

 

 

花道奥。

 

それは人間の素顔が映し出される空間。

 

 

 

 

 

 

人は生きていくうえで様々な顔を身につけていきます。

 

 

 

 

 

 

 

親しまれる優しい顔や。

 

 

 

 

 

 

 

何かをたくらむ悪い顔。

 

 

 

 

 

出来れば悪い顔はあまりしたくはないものですが、いつの間にか身につけて大人になってしまいます。

 

 

 

 

だけど本当は。

 

いつも変わらぬこんな・・・。

 

 

 

 

振分さんのようにいつも楽しい顔で生きていきたいものです。

 

 

 

 

 

楽しそうな振分さんの横で阿武松さんは何を話していたんでしょうか。

 

阿武松さんと言えば今場所から審判部長ですが、協議説明での妙に深刻そうな話し方が気になって仕方がありません。

 

何か重大なことを発表するかのような長い沈黙に重厚すぎる語り方。

 

向こう正面にいた時とは別人のような話しぶりに審判部長にかける思いが伝わってくるようです。

 

でもまぁ親方、もう少し肩の力を抜いてお仕事なさってください。

 

先は長いですよ。

 

 

 

 

親方衆の企み事が漏れ聞こえる不穏な花道奥ですが、土俵周りもまた危険がいっぱいです。

 

 

 

 

 

【土俵詐欺】

大奄美「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

呼び出し「ちょっと待ってください!」

大奄美「!」

 

 

 

 

呼び出し「今の一番で土俵が崩れました。」

大奄美「え。」

 

 

 

 

呼び出し「どうしてくれんですかっ?」

大奄美「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

大奄美「べ、弁償します。」

呼び出し「まぁ、いいでしょう」

 

 

 

大奄美残り全部勝って、勝ち越しを!

 

 

 

 

 

今場所は勝ち負けに関係なくいい相撲がとれている豊山ですが、毎日の奮闘の陰に力強い付け人の存在がありました。

 

 

 

 

【アドバイス】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

「豊山~、豊山~。」

 

 

 

 

 

豊山「ん?」

 

 

 

 

 

 

付け人「今日は~。」

 

 

 

 

 

付け人「バックドロップ!」

 

 

 

 

 

豊山「・・・それは無理。」

 

 

 

 

付け人と二人三脚で臨む本場所。

 

今場所は間違いなく地力を付けている豊山。

 

土俵に上がる時は一人きりですが、付け人の存在は大きな力になっているようです。

 

豊山、付け人を大切にするんだよ。

 

 

 

それにしても若手アナはこうもどうして余計なおせっかいを焼こうとするのでしょうか。

 

今日は危ういところで難を逃れた勢でしたが、あの高木とかいうイルカのような顔したアナウンサーも明日の対戦相手を言いたくてたまらなさそうでした。

 

言ったところでそれは自分が教えたんだっていう自己満足でしかありません。

 

場所も終盤になって力士たちも緊張感が高まっていることでしょう。

 


明日の大相撲中継を担う若手アナよ。


もうすこし配慮と幅のあるインタビューができる様にベテランアナから学んでいこうではないか!

 

 

 

 

 

そう言えばこの人もまた、明日の取り組み相手を知ってショックを受けていましたね。

 

 

 

 

【早すぎる展開】

「え・・・!」

 

 

 

 

「まだ木曜なのに・・・。」

 

 

 

 

「明日・・・。」

 

 

 

 

 

「栃ノ心戦だなんて!」

 

 

 

 

明日は白鵬のコブ鯛化がより一層進んでいるかも。

 

 

にしても明日に栃ノ心戦は早すぎます。

 

 

 

十二日目 大関内定

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平成30年 五月場所 十二日目

 

 

 

 

 

日を追うごとに鬼気迫る表情の栃ノ心。

 

負けられない白鵬戦への興奮からか、ついに胃腸にまで影響が。

 

 

 

 

【胃袋】

付け人「もう・・・、そんな・・・。」

 

 

 

 

 

付け人「吐いてしまうほど・・・。」

 

 

 

 

 

付け人「納豆ばっかり食べないで!」

 

 

 

 

 

付け人「朝から納豆5パックなんて食い過ぎなんだから・・・。」

栃ノ心「オエ。」

 

 

 

 

数日前の新聞に、暑さで食欲が低下している栃ノ心は毎朝納豆5パック食べている、とありました。

 

暑さで食欲減退して納豆5パックって、暑くなかったら何パック食べるつもりなのでしょう。

 

とにかく今場所は気迫が規格外の栃ノ心でしたが、ついに26回目?27回目?にして白鵬に初めて勝って、大関昇進内定を勝ち取りました。

 

おめでとう栃ノ心。

 

白鵬とがっぷり四つに組んでからの真っ向勝負。

 

互いに引きつけ合いながらも白鵬を力で寄り切りました。

 

白鵬も正面から荒ぶる心様を受け止めて横綱らしい相撲で良い一番でした。

 

でも何だろう、この胸いっぱいな感じ(笑)

 

もう12日目で心様腹一杯です。

 

ゲップ。

 

 

場内は心様からほとばしる熱量が発散され熱気に包まれていますが、国技館の秘密の小部屋では全く違う時間が流れていました。

 

 

 

 

【秘密の小部屋】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

竹縄「親方・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

竹縄「CM・・・、ないっすね。」

 

 

 

 

 

甲山「・・・そう言えば、ないっすね。」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

竹縄「トイレ・・・、行きたいっスね。」

甲山「・・・そうっすね・・・。」

 

 

 

 

 

あの煩雑な雰囲気いいっすね。

 

綺麗な部屋より雑多は部屋の方が落ち着きます。

 

入り口付近の傘、誰かの忘れものなんでしょうか。

 

私もあそこで相撲見ていたいです。

 

 

 

 

 

今日も幕内全取り組みを見たのですが、どうにも栃ノ心の残像だけが頭に残ってしまいあと場所は3日もあるのに優勝争いまで決まってしまったような、妙な感じになってきました。

 

 

今日で白鵬は2敗に後退しましたが、鶴竜は1敗でとどまっていました。

 

 

 

【夏の気配】

白メガネ「♪~♪~」

 

 

 

 

 

白メガネ「あら。」

 

 

 

 

白メガネ「鶴ちゃん、背中に。」

 

 

 

 

 

白メガネ「汗疹ができてる、天花粉つけなきゃ。」

鶴竜「ハイ。」

 

 

 

 

生前祖母はシッカロールのことを天花粉と呼んでいました。

 

天花粉とシッカロールって同じものを差すのか分りませんが、あの白いおしろいの様な粉。

 

今はベビーパウダーって言うんですかね?

 

 

ベビーパウダーもシッカロールも妙に似合う横綱・鶴竜。

 

残り3日、場所の緊張感を保つためにも土曜日まで1敗を維持してほしいものです。

 

 

 

心様、大関おめでとう。

 

 

十四日目 逆転

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平成30年 五月場所 十四日目

 

 

 

横綱と次期大関との力の差を見せつけた一番。

 

その力の違いの秘密はこれ。

 

 

 

【違い】

鶴竜「あ!」

 

 

 

 

鶴竜「お尻に」

 

 

 

 

鶴竜「蒙古斑がない」

 

 

 

 

 

栃ノ心「そ、そんなっ・・・!」

 

 

 

 

 

栃ノ心「・・・蒙古斑がないなんてっっ・・・!!」

 

 

 

 

30年間知る由もなかった自身の尻の事実に大きな衝撃を受けた次期大関・栃ノ心。

 

栃ノ心はこのショックから立ち直ることができるのか?

 

 

 

 

【願い】

「なんてことだ・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

「俺の尻に蒙古斑がないなんて・・・・・・。」

 

 

 

 

「どうか神様!」

 

 

 

 

「蒙古斑をくださいっ。」

 

 

 

 

ない物ねだりをしてもしようがないぞ、栃ノ心。

 

たしかに栃ノ心には蒙古斑はないけれど、濃い胸毛に髭もあるじゃないか。

 

何よりもその誰にも負けないアドレナリンの放出量が、これからの相撲人生にも大いに力になることでしょう。

 

蒙古斑よりアドレナリン。

 

悔しい気持ちを胸に来場所からの大関の土俵を今場所以上に取り組んでください。

 

 

 

 

昨日はもう眠くて眠くて相撲もそこそこに寝てしまいましたが、正代は心様に鮮やかな引き落としで勝ったんですね。

 

あの土俵際の身のこなし。

 

師匠・時天空を彷彿としました。

 

時天空の場合は負けても鮮やかに土俵の外に飛び出して、まるで翼を持った力士のようでしたが正代もなかなかどうして、いいもの持ってました。

 

そして今日も御嶽海への小手も効かせたすくい投げで9勝目。

 

粘り強さと勝負強さが身についてきたようです。

 

欲を言うならもつれた土俵際や下がりながらの技ではなく、前へもっと攻め込んでからの勝ちが増えていけば安定感も増すところ。

 

本場所よりも稽古好きだった時天空を見習って、これからもコツコツコツコツ努力を重ねようではないか。

 

 

 

 

本場所の15日間、多くの力士たちが行き交う東西通路。

 

勝って喜び、負けて悔しみ。

 

たくさんの喜怒哀楽が交錯する通路には涙と汗が染み込んでいました。

 

 

 

 

【刻まれた言葉】

「よっし、行こう。」

 

 

 

 

 

 

 

「ん?」

 

 

 

 

 

「壁になにか書いてある。」

 

 

 

 

 

 

 

「どれどれ。」

 

 

 

 

 

 

「・・・大乃国、嫌い・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

いや~ごめん!芝田山さん。

 

嫌いじゃないんだけど、正直「え~またか。」って思っただけです。

 

 

でも親方、今日は体調良くなかったんじゃないですか?

 

いえ、顔色は良さそうだったんですけど、ちらちら見えた首のシップが(笑)!

 

 

 

 

 

 

 

寝違いですか(笑)?

 

寝違いって首のねんざの状態らしいですね。

 

あれって朝はさほど痛くなくても昼~夕方に痛みが増しますよね。

 

あの痛みはけっこう憂鬱なものです。

 

 

今日は枕の位置に十分気を付けておやすみくださいね。

 

 

 

しかし今日の結びの白鵬。

 

「白鵬、衰えましたね」と連呼する舞の海の声がどこからか聞こえてきそうな、負けっぷり。

 

今場所はどことなしに身体の線も細く華奢に見えたものです。

 

今日勝っていれば巴戦の決定戦の目もあったのに、逸ノ城に簡単に上手をとらせてしまうという、もろさが目立つ負け方。

 

 

その原因が足の親指なのか、2か月休場の影響なのか、本当にいよいよ衰えてきてるのか、私のような素人には図りかねますが、きっと明日がそこら辺も舞の海氏が想像力を膨らませ、あれやこれやと語ってくれることでしょう。

 

 

明日の千秋楽。

 

鶴竜、初の連覇なるか?

 

 

 


千秋楽 連続優勝

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平成30年 五月場所 千秋楽

 

 

 

優勝が決まる千秋楽の土俵。

 

盛り上がる場内、ひときわ光を放つ一角が。

 

 

 

 

【スター】

のこったのこった

 

 

 

 

白鵬「あ。」

 

 

 

白鵬「鶴ちゃん、鶴ちゃん!」

 

 

 

 

白鵬「あそこに、橋幸夫がいる!」

鶴竜「えぇ!」

 

 

 

 

♪いつから~ぁ~、いたの~ぉ♪(潮来笠風に)。

 

気が付けば、そこに、橋幸夫。

 

橋幸夫、幕内中ずっとあそこにいたんですか?

 

最後まで全く気が付きませんでした。

 

でも表彰式に時にはもう姿を消していましたね。

 

君が代を歌う橋幸夫見たかったのに・・・。

 

 

 

 

突然の橋幸夫の出現で浮足立つ国技館。

 

いつも献身的に働く白メガネもそわそわと落ち着かないようです。

 

 

 

【花束】

白メガネ「お疲れさま。」

 

 

 

 

白メガネ「ね~え、鶴ちゃん。」

 

 

 

 

白メガネ「この花束・・・。」

 

 

 

 

白メガネ「橋さんにあげてもいい?」

鶴竜「・・・いいよ。」

 

 

 

 

 

 

優勝おめでとう、鶴竜。

 

場所の終盤まで栃ノ心の怒涛の快進撃に影を潜めがちでしたが、気が付けば安定した取り口で14勝1敗での連続優勝。

 

解説でもありましたが、琴奨菊への立ち合いの変化をした後は正直言ってそのまま引きずって負けてしまうのではないかと思っていました。

 

それが予想に反した翌日からの前向きな相撲に、鶴竜の切り替えの早さに驚かされました。

 

やはり先場所の復活優勝が大きな自信となったんですね。

 

「鶴竜はまだまだこういう相撲が取れるところを見せたかった」

 

とインタビューで言っていましたが、鶴竜を応援するファンへその気持ち届いたことでしょう。

 

鶴竜ファンの皆さん、本当によかったですね。

 

おめとう!!

 

 

 

橋幸夫がやって来て、鶴竜も優勝して、栃ノ心の大関昇進は決定した千秋楽なのに、52代の様子は何だかご機嫌ななめのご様子です。

 

 

 

 

【理由】

吉田「今場所も全取り組みが終わりました・・・。」

 

 

 

 

吉田「あら、どうしたんですか?そんなふくれっ面して。」

52代「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

吉田「あ、もしかして。」

52代「そうなんだよ。」

 

 

 

 

 

52代「どこも千秋楽パーティーに呼んでくれないの。」

吉田「お可哀想に。」

 

 

 

 

隣には味の実況・吉田賢アナがいるというのに、解説を半ば放棄したようなそっけない返事に言葉数の少なさ。

 

何か腹の虫の居所が悪いというのはひしひしと伝わってきました。

 

あ、もしかして、放送前に吉田さんとケンカでもしましたか?

 

なにがご機嫌を損ねたのかわかりませんが、今場所から始まった新企画「北の富士語る」の収録も名古屋場所までにまたあるのでしょうか。

 

どうぞまた大いに語って頂いて、長寿番組に育て上げてほしいと思っています。

 

 

 

 

 

今場所もお付き合いいただきましてありがつとうございました!

 

皆さんと大相撲の楽しさを分かち合うことができること、とても幸せだと感じています。

 

本当にありがとうございます!!

 

 

 

 

 

あそうだ、最後に思い出した。

 

やい!三賞委員会!

 

松鳳山の殊勲賞の出し方、みみっちいぞ!!

 

出すんだったらケチケチせんと、どんと出さんかい!

 

 

 

それではまた!

 

 

美味しい紅茶

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色んな飲み物が透明化されている現在の飲料水市場。

 

 

 

透明なのにオレンジ味。

 

透明なのにコーヒー味。

 

透明なのにビール味。

 

 

 

何かそもそもの味にやましいところでもあるかのような、立て続く飲料水透明化の波からは、日本人の健康志向や他人の目を気にする心の奥底が透けて見えてくる気がします。

 

 

 

しかし私は

 

オレンジはオレンジ色で、

 

コーヒーはコーヒー色で、

 

ビールはビール色で

 

飲みたい。

 

 

飲みたいものを堂々と飲める社会、自分自身でありたい思いを強くします。

 

 

 

 

そんな日本の飲料水を見まわしていて私が今、本当に飲みたいのもの。

 

 

 

それは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲観戦での一服は矢後の紅茶で一服したい。

 

 

 

 

実は私十両では明瀬山と矢後を応援しています。

 

録画観戦では毎日見られないものの、今場所の両力士の活躍にはとても熱くなっていました。

 

52代が北海道出身力士への思いを語っておいででしたが北の富士さん、矢後がいるじゃないですか。

 

まだまだ粗削りの相撲ですが、体格と前に出るときの力は大器を予想させるものがあります。

 

そして何よりその面構えがいい。

 

堂々と落ち着いていて正面から相手を見据える矢後の目が私は好きです。

 

尾車部屋のこれからを背負って立つことは間違いない矢後。

 

体つくり、稽古への取り組み方を嘉風、豪風からよく学んで、力強い力士になってほしいと願います。

 

 

十両の土俵で力をつけながら新入幕を成し遂げたその時には、ぜひキリンビバレッジさん、矢後に午後の紅茶の懸賞幕をお願いしたい。

 

 

そしていつの日か国技館限定でもいいので「矢後の紅茶」を売り出してください。

 

 

 

 

何でもかんでも透明化した当たり障りのない物だけでなく、時にはガツンと世に主張する自己主張の強い商品もお願いします。

 

 

 

 

ゆっくりと味わいたい矢後の紅茶。

 

 

 

 

 

 

まずはストレートティーから楽しみたいものです。

 

 

 

 

初日 暑い幕開け

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平成30年 名古屋場所 初日

 

 

豪雨を各地にもたらした梅雨が明け、厳しい夏の到来です。

 

 

【水分の補給】

52代「あ~・・・、喉カラカラ。」

船岡「それはいけない。お水を飲んでください。」

 

 

 

 

 

52代「それでは、放送中に失礼して・・・。」

船岡「どうぞ、どうぞ。」

 

 

 

 

 

 

52代「・・・えっ」

船岡「どうしました?」

 

 

 

 

 

52代「・・・なんか・・・、湧いてた。」

船岡「ボウフラじゃないですか?」

 

 

 

ほんの少しの水があればボウフラって湧くらしいですね。

 

あの水中を漂うなんとも言えない不気味なボウフラ・・・・・・。

 

思いだしただけでゾッとします。

 

これからの暑さ厳しい季節、元気なのは蝉と蚊くらいのものです。

 

新鮮な水と適度な塩分をとりながら今年の夏もどうにかやり過ごしたいと思います。

 

 

 

 

そう言えばもうすぐ夏休み。

 

夏のバカンスを利用してこれから多くの外国人旅行者が日本を訪れることでしょう。

 

名古屋城に大相撲。

 

日本文化のワンダーランドと化した名古屋場所にもまたたくさんの外国人の方が来場されています。

 

 

 

 

【挨拶】

鶴竜「あ!外人さんだ。」

 

 

 

 

 

鶴竜「・・・ど、どうしよう・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

鶴竜「そうだ。」

 

 

 

 

鶴竜「nice too meet you.」

松鳳山「先場所も会っとるわい。」

 

 

 

 

たしか先場所は松鳳山が勝ったんでしたっけ。

 

ほ~、それからすると今場所も鶴竜は大変落ち着いていますね。

 

先場所の嫌な記憶に引きずられることなく冷静に攻めることが出来ています。

 

「自分に勝つ」

 

と場所前のインタビューで答えていましたがその戦いに打ち勝つことができれば、3連勝も現実のものとなりそうです。

 

 

 

 

ところで今場所から新大関の栃ノ心ですが締め込みを変えてきたと思ったら、またもや親方の御下がり締め込み!

 

たしか前にしていた締め込みも、部屋の物置から探し出して自分の物にしていたという話だったではないですか。

 

大関昇進の口上でも「親方の教えを守り」という言葉を盛り込むほどの親方愛。

 

知ってはいたものの大関昇進の節目に一気にあふれ出す栃ノ心の親方への愛情の濃さに、面食らいそうになりましたが、この師弟関係の愛情の濃さは西郷と斉彬公並みです。

 

でもここまで思われる春日野親方も親方冥利に尽きるというもの。

 

親方が断捨離をする時はまず栃ノ心に一声かけてあげてください。

 

きっと大抵のものは栃ノ心が引き取ってゆくはずです。

 

 

 

暑い名古屋場所を制するのは誰なのか。

 

15日間の熱い戦いが始まりました。

 

 

 

 

末文になりましたが、今回の豪雨で被害に遭われた皆様には深くお見舞い申し上げます。

 

災害に見舞われた時の衝撃は少しですがわかります。

 

大変な1日の中にほんの少しでもほっとできる一瞬がありますように。

 

そして速やかな復旧、回復を祈念します。

 

 

二日目 再出現

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平成30年 名古屋場所 二日目

 

 

 

幕内初口の土俵にご当地スターの姿が。

 

 

 

 

【思いやり】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

 

 

明瀬山「・・・あれ。」

 

 

 

 

 

 

 

北海富士「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

明瀬山「ねえ・・・。」

 

 

 

 

 

明瀬山「もしかして・・・・・。」

 

 

 

 

 

明瀬山「悩み事?!」

 

 

 

 

そうそう。

 

北海富士の最後の塩ってものすごく深刻そうなんですよね。

 

明瀬山が思わず心配してしまうのも無理はありません。

 

しかしあの一番、確認くらいはしてほしかったわあ。

 

素人の目と大坂アナの目では明瀬山が勝ったようにしか見えませんでした。

 

でも今日の明瀬山は初日に比べると体も動くようになったようで、2敗目とはいえご当地場所の活躍期待できそうです。

 

明瀬山の新しい鮮やかな締め込みはどうやら明るい緑色だそうですが、うちのテレビが安物だからかどう見ても鮮やかな空色にしか見えません。

 

以前の締め込みが何色だったか全然覚えていませんが十両西の1枚目、再入幕のチャンス到来!

 

もう一度あの幻の幕内座布団を使う時は近し!

 

頑張れ!!明瀬山!!!

 

 

 

ご贔屓力士の応援には声援や四股名が書かれたタオル、手作りの応援グッズとそのスタイルにも熱を帯びたものがあります。

 

特に手作りの応援グッズは周囲の空気を支配するほどの威力があるようです。

 

 

 

【画伯再び】

ワーワーワーワー

 

 

 

 

ワーワーワーワー

 

 

 

 

たかやす~ たかやす~

高安「ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高安「オー マイ ガッ。」

 

 

 

あの力強いタッチはもしかして稀勢の里の似顔絵と同じ作者ではないでしょうか。

 

いやもしかするとあの栃ノ心の和製??ニコラスケイジと同じ作者でしょうか。

 

どちらにせよ、大相撲ファンが描く力士の顔は本人以上に立派な顔つきで独創性が高い。

 

これはワールドカップで大注目された「大迫半端ないって」を上回る威力があると感じるには私だけでしょうか。

 

一説によればあの文言やイラストもいち早く誰かが商売に利用してお金に変えちゃっているらしいじゃないですか。

 

近年印象深いあの3作品も、あくどい奴に利用されぬように大相撲ファンの一人として目を光らせてゆきたいと思います。

 

 

 

 

そんな和製??ニコラスの呼び声高い新大関栃ノ心。

 

今日初めて気が付きましたが手首を痛めていたのですね。

 

 

 

【棚の上】

大坂「栃ノ心の手首は大丈夫でしょうか?」

 

 

 

 

 

鳴戸「土俵の上に上がれば、痛さなんて忘れてしまいマスデスネ。」

大坂「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

大坂「え・・・でも親方、現役中は痛い痛いってよく言ってませんでしたか?」

鳴戸「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

鳴戸「昔のことは忘れマシタデスネ。」

大坂「さすがは琴欧州!」

 

 

 

いやいや、自分のことは棚上げにしなければ他人の事なんてとやかく言えません。

 

悔いのない人生なんてきっと存在しないでしょう。

 

自分はできなかったことを語る時、心の中では再びその場に立っているものです。

 

後悔はしない方がいいですが自分の弱さを心に刻むには辛いけれど、とても役に立つと最近そう思います。

 

 

 

しかし今日の白鵬も焦っていましたね。

 

正代相手に音速の立ち合いをしようと躍起の様子。

 

もう白鵬の頭には「後の先」の後の字も残ってはいないのでしょう。

 

やはり立ち合いのリズムにかちあげが染みついて、まだまだ体にしっくりこないのでしょう。

 

悪癖を断つというのは大変なことだとつくづく思います。

 

そんな白鵬の相手は立ち合いの重さ十分の琴奨菊。

 

今日と同じく怪しげなマッハGOGOの立ち合いで臨んでゆきそうな、そんな気がする名古屋の三日目です。

 

 

六日目 そして横綱がいなくなった

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平成30年 名古屋場所 六日目

 

 

 

仕事でバタバタしていてブログを更新できずに序盤戦が過ぎさり、気が付けばいつの間にか今日は六日目。

 

録画観戦も中途半端なものでしたが、四日目に白鵬の休場。

 

支度部屋で滑って足を痛めたという耳を疑うような怪我の理由に白鵬も寄る年波には勝てないのか、と万物に押し寄せる時の流れを感じました。

 

その後再び一人横綱となった鶴竜に悪癖再びの連敗。

 

おいおい中盤戦からちゃんと立ち直せるんだろうか、と心配していたら。

 

まぁ!

 

横綱、いなくなっちゃいました(笑)

 

いっや~いや~、いなくなるの早いわ~(笑)

 

今日などは横綱の取り組みもなければ土俵入りもないわけで、仕切りもまんべんなく長めに調節したんでしょうかね。

 

しかし白鵬、鶴竜両横綱の不戦勝の相手がどちらも千代の国とは!

 

千代の国、引きが強いね!

 

 

 

いなくなってしまった横綱は仕方がないとして残った三大関を中心に、二大関カド番とは言え新大関の漲る栃ノ心もいることなので、場所を大いに盛り上げてほしいものです。

 

そんな心様の漲る力の原動力、春日ノイズが放送席から土俵を見守ります。

 

 

 

【秤】

藤井「しかし栃ノ心は、本当に親方のことが好きなんですね~。」

春日野「ええ・・・、まぁ。」

 

 

 

 

藤井「親方冥利に尽きますね。」

春日野「でも先日・・・・。」

 

 

 

 

春日野「栃ノ心が奥さんに・・・。」

 

 

 

 

春日野「ワタシと親方、ドッチが大事ナノ?って言われてましたよ。」

藤井「あららら。」

 

 

 

 

案外「親方ネ。」って即答してるかも(笑)

 

夜な夜な(?)蔵に入って親方の現役時代の品を物色しつづける栃ノ心。

 

師弟の強い絆の上の行動だとは思いますが想像する姿はさながら、倉庫荒らし。

 

思い出の品全て持っていかれぬようにお気を付けください。

 

 

 

大好きな親方が見守る土俵だった栃ノ心でしたが、玉鷲の出足が利いたのか掴んだ上手も外しての小手投げ、初黒星。

 

久々に何言ってるのかほとんどわからない玉鷲のインタビューが聞けましたが、内容はほぼわかりませんでしたがとても喜んでいる様子はよく伝わりました。

 

 

 

全勝は増殖し続ける応援団に見守られる御嶽海、ただ一人。

 

とは言えこのまま御嶽海が勝ち続けるとも思えず、優勝争いはかなり混迷したものになる予感。

 

これは誰にとってもチャンス到来。

 

役力士のみならず平幕も優勝の目がある場所となりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ところで放送中に出たこの写真。

 

 

大相撲カードのレアカードにしたらどうでしょうか。

 

 

裏面に両者のデータと同じまわしを締めているという事を書き記しておけば、後世にこの師弟愛・師弟の絆が受け継がれてゆくことになります。

 

ベースボールマガジン社の皆さま是非ご検討を。

 

 

 

 

中日八日目 浴衣

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平成30年 名古屋場所 中日八日目

 

 

疲れていて七日目の相撲観戦もそこそこに折り返してしまった名古屋場所。

 

気が付けばもうそこには栃ノ心の姿がありませんでした(涙)

 

 

今さらですが、ちょっと上位の休場多すぎでしょう。

 

上から4人がすっぽ抜けていよいよ軽くなった今場所の番付。

 

二大関はいるにはいるけどどっちもカド番。

 

そんな今日の結びの一番が、高安―輝 とは・・・(涙)

 

まぁその分優勝争いが混沌として面白くなったという見方もあるのもわかりますが、場所の重みというのも大切でしょう。

 

今のところ御嶽海が負けなしですがまだまだ誰が有利かわからない幕内の優勝争い。

 

こう暑いと予想もつかないどんでん返しなども期待したいものです。

 

 

 

夏は暑いとわかっていても今年の夏はくそ暑い!!!

 

出かけるのも億劫になる暑い季節は、お買い物は通販がとても便利です。

 

 

 

 

【QVC】

大坂「QVCショップチャンネル。」

 

 

 

 

 

大坂「続いての商品はこちらです。」

 

 

 

 

 

大坂「商品番号142番。竜電オリジナル浴衣になります~。」

錣山「珍しいデザインですね。」

 

 

 

 

大坂「こちらの商品はショップチャンネルのみの販売となります。」

錣山「限定品ですね。」

 

 

 

 

大坂「この生地、よ~くご覧になってください。」

 

 

 

 

 

大坂「格子の模様の中にさらに小さな模様が描かれいるんですね。」

錣山「へえ~。」

 

 

 

 

大坂「模様は甲州印伝と竜の爪。」

錣山「竜の爪、今年のトレンドですよね。」

 

 

 

 

錣山「あ、生地もサラッとしていて着心地がよさそうですね。」

大坂「そうなんです。生地も着心地と吸水性を追求した木綿100%。この季節には嬉しいポイントとなっております。」

 

 

 

 

大坂「こうやって近くで見ても竜と甲州印伝、そして竜の爪の模様が高級感を感じさせるデザインですね。」

錣山「ドラゴンボールの神龍を彷彿とさせる浮き立つ竜の模様も人目を引きそうですね。」

 

 

 

 

 

大坂「只今・・・たくさんのご注文いただいているようです。」

 

 

 

 

大坂「あ。今、XLは完売。Lサイズもウェイトリストとなりました。」

錣山「さすが、皆さま。いいものはご存知ですね。」

 

 

 

 

あのウェイトリストって何でしょう??

 

思わずぼ~っと見てしまうショップチャンネルですが、時間中に売り上げるためによどみなくしゃべり続けるあの姿勢には感服させられます。

 

なんてことのないバッグを売るためにファスナーの滑りの良さを強調していたのを見た時は、この人に弟子入りしたいとさえ思ったほどです。

 

お客さん相手の物販業をしていますが、物を売るって結構大変です。

 

 

 

話はそれてしまいましたが力士の浴衣姿はいいですね。

 

痩せた若い男の浴衣姿はどうも好きになれませんが、力士が着ると腰の位置が決まっているからかかっこいい。

 

可愛い柄や派手なもの落ち着いたものなど、それぞれ個性豊かでいいものです。

 

 

 

ところでまわしをもとの戻してようやく初日を出した明瀬山。

 

やっぱり明瀬山にはベランダの茄子色がよく似合います。

 

矢後もどうやら5勝目を上げたようで、十両の様子も気にかかります。

 

 

残り7日間もなかなかちゃんと見られないような感じですが、兎にも角にもこれ以上休場者が増えませんように、空調がもう壊れませんように、と祈ります。

 

 

 

 

 

 

 

九日目  半分、黒い。

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平成30年 名古屋場所 九日目

 

 

 

場所ごとに時折ゲストを招いての放送席。

 

今日はビジネス上の相撲好きではなく、本当に相撲が好きな谷原章介さんがやってきました。

 

 

【半分、黒い。】

佐藤「本日はゲストに谷原章介さんをお招きしております。」

 

 

 

 

 

佐藤「谷原さんはどんな相撲がお好きですか?」

谷原「そうですね。」

 

 

 

 

谷原「僕自身は、きちっとした立ち合いで・・・・・・。」

佐藤「きちっとした立ち合いで。」

 

 

 

 

谷原「取り組みもまっすぐと・・・。」

佐藤「まっすぐと。」

 

 

 

 

谷原「小手先じゃない相撲が好きですね。」

佐藤「小手先じゃないのが好きなんだって!舞の海さん。」

舞の海「・・・・・・。」

 

 

 

 

いいんですよ、舞の海は。

 

小手先だってあそこまで知恵を絞って全身をかけてやり続けるその道で一流になれるというものです。

 

大方の力士はその場の思い付きで小手先でやるからいけないのです。

 

舞の海の凄いところは中途半端じゃなく徹底的に小手先にこだわったところです。

 

やるからには徹底的に小手先にこだわって相撲人生をかける。

 

そうすれば道なきところに道が開いてゆきます。

 

 

 

 

今日のゲストの谷原さんと恐れ多いことに同じ大河の作品に出演したことがあった舞の海。

 

すぐに殺されたと愚痴っていましたが今日はあなた、佐藤アナに殺されかけていましたね。

 

小手先の話もそうでしたが、谷原さんの幅の広い活躍に対して舞の海へは「手広くやってる」なんて、悪意としか思えない言葉選びを展開した佐藤アナ。

 

半分黒い、どころか結構真っ黒な佐藤アナ。

 

手広くなんて、まるで舞の海があくどい商売でもやっているかのようではないですか。

 

それに対して舞の海も最近はドンドン少なくなっているなんて、弱気なリターンを返すものだから、この殺し屋眼鏡ネズミ、これからどんどん容赦なく襲い掛かってくることでしょう。

 

丸い土俵を下りてもこの世は所詮弱肉強食。

 

弱みを見せたらすぐにやられてしまうもの。

 

舞の海よ、今こそ土俵の感覚呼び覚まし襲い掛かる眼鏡ネズミを猫だましで撃退せよ!

 

 

 

話は逸れましたが、谷原さんはちょっとトした相撲解説もできて安心感のあるゲストでした。

 

先日は市川紗椰さんが幕下~十両のゲストだったようですが、今場所のゲスト人選はなかなか良かったのではないでしょうか。

 

明らかに番宣のためだけに放送席入りをする人などが時々いますが、あれは結構邪魔に感じるものです。

 

色んな都合があっての人選はわからなくもないですが、ゲストにはこれからも相撲好きの人を呼んでほしいと思うところです。

 

 

 

そんな本日のゲスト谷原さんのご贔屓・嘉風はまさかの9連敗。

 

土俵上では魔だったところにサポーターもテーピングもないですが、体調が思わしくないのでしょうか。

 

勝ち負けにはこだわらない土俵上のイチローのような崇高な理念を持った嘉風ですが、今場所は5枚目。

 

幕内にとどまる程度に黒星の圧縮ができればいいのですが・・・。

 

 

 

勝ち進む御嶽海の後ろには13枚目の朝乃山。

 

朝乃山のひげがいつまで伸び続けるかは審判部の割の振り方にもかかったくることになりそうです。

 

 

 

 

 

ところで十両の明瀬山ですが、締め込み戻したら今までの7連敗が嘘のような2連勝。

 

左をのぞかせて身体を寄せていく相撲が戻って来たようです。

 

やはりあのベランダの茄子色の締め込みは(ブロガーさん情報)明瀬山のラッキーカラーなんですね。

 

明瀬山よ。

 

このまま8連勝して酷暑の名古屋をさらに熱くしようではないか!

 

 

 

 

いけいけ!明瀬山!!

 

 


十日目 神山モデル

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平成30年 名古屋場所 十日目

 

 

 

【神山モデル】

三瓶「さて優勝争いですが、北の富士さん・・・・・・。」

 

 

 

 

 

三瓶「あら。メガネ変えました?」

52代「うん。」

 

 

 

 

52代「実はこれね。」

 

 

 

 

52代「さっき支度部屋の前で拾ったんだよ。」

三瓶「・・・拾った?」

 

 

 

 

 

三瓶「アハハハ。それ絶対、神山のですよ!」

52代「神山??」

 

 

 

 

 

北の富士さん、これが神山です。

 

 

 

 

 

 

 

さすがはオシャレに敏感な北の富士さん。

 

眼鏡のトレンドは今、神山モデルだと嗅ぎつけましたね。

 

でも申し訳ないけど第52代オシャレ横綱北の富士勝昭の類い稀なセンスをもってしても、白メガネをかけた感じは神山とはまるで比べ物になりません。

 

いつもこなれた大人のおしゃれを楽しむき52代ですが白メガネに関してはまだまだずぶの素人。

 

白メガネが妙に浮き立ってよそよそしく、これはまだ古坂大魔王レベルでしょう。

 

白メガネこと神山レベルになるとメガネと顔がまさに人馬一体。

 

白いフレームと神山の顔は互いに混ざり合いながら溶け合いながら、土俵人生の喜怒哀楽を共にするなくてはならないパートナーと化しています(いつからかけているのは知りません)。

 

常日頃から白眼鏡を愛するものとちょっと気分転換で白メガネをかけたものとではやはり、醸し出す雰囲気が全く違う。

 

やはり神山の白メガネには風格すら漂うものがあるのです。

 

でも52代のおかけで鶴竜休場のためにすっかり忘れていた白メガネを思い出すことができました。

 

神山さんの今場所はどうなんでしょうか?

 

 

 

しかし毎日暑いですね。

 

今年は連日、38,9度の気温を記録する酷暑の夏となりました。

 

 

 

【渇き】

ガヤガヤガヤガヤ

勘太夫「・・・・・・。」

 

 

 

 

ガヤガヤガヤガヤ

勘太夫「・・・・・・。」

 

 

 

 

グビグビグビグビ。

勘太夫「あの・・・。」

 

 

 

 

勘太夫「水・・・・・・。」

御嶽海「・・・ん?」

 

 

 

水分補給は喉の渇きを覚えるその前に!

 

私もここ半月ほど日中はエアコンなしのこもった部屋で作業をしているので、水分補給はかなりマメにしています。

 

 

 

力士も暑いと思いますが装束や烏帽子を着る行司さんの暑さはまた格別なのではないでしょうか。

 

仕事とはいえ忍耐のいることでしょう。

 

 

 

【パーソナルカラー】

ワーワーワーワー

勘太夫「ちょ~っと!」

 

 

 

 

勘太夫「タイム、タ~イム!」

 

 

 

 

勘太夫「盛り上がっているところ恐れ入りますが。」

 

 

 

 

勘太夫「玉次郎さんってピンク系が似合いますよね。」

玉次郎「・・・(照)。」

 

 

 

 

 

玉次郎さんや晃之助さんはピンク系が多いかも。

 

 

 

優しい魁聖がダイナミックな小手投げで高安に3つ目の黒星。

 

久しぶりに魁聖のあの中高年のような一人笑いを見ることができましたが、明日の相手は御嶽海。

 

なんでも御嶽海は一度も優しい魁聖に勝ったことがないんだとか。

 

なんだかそれも不思議な気もしますが明日魁聖が勝って、終盤戦が少しでも面白くなることを期待したいところです。

 

 

向こう正面に座った山科親方ですが、審判席に座っている姿しか知らなくて最初はそっけない人だと思っていましたが、話を聞いていくと率直な飾り気のない昔気質のいい親方だったんですね。

 

時代の移ろいだから仕方がないことですが、こういう感じの親方がどんどん協会を後にしているのはちょっと寂しいものです。

 

 

それにしても新入幕で三役そろい踏みをするなんて!

 

そりゃ、異例中の異例です。

 

 

 

明日から場所はそろそろ終盤戦。

 

 

優勝争いも気になりますが頭の中で「オオサンショウウオの里」がチラついています(笑)

 

 

 

 

 

 

十一日目 同じ味

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平成30年 名古屋場所 十一日目

 

 

 

 

遠藤、勝ち越しおめでとう。

 

 

 

 

【同じ味】

藤井「遠藤関。」

 

 

 

 

藤井「お茶漬け海苔と鮭茶漬けの味はどうですか?」

 

 

 

遠藤「同じです。」

 

 

 

 

 

藤井「じゃあ、さけ茶漬けとわさび茶漬けの味は違いますか?」

 

 

 

遠藤「一緒です。」

藤井「あら、まあ。」

 

 

 

 

he is so cool!!

 

藤井アナがどれだけ心の中をのぞこうとしても頑なに中をのぞかせない、冷やし茶漬けのごときクールな受け答え。

 

そうだね遠藤。

 

これが遠藤という力士なのかもね。

 

遠藤が突然、千代大龍のように饒舌に受け答えしたら今さらちょっとコワイかも。

 

口数少なく結果で示すのが男の美学だと考える、遠藤は案外古風な男なのかもしれない。

 

 

でもこんな風に無口だった人が時を経て、信じがたいほどのおしゃべりになった人を私は知っています。

 

 

遠藤よ。

 

 

 

 

引退後こんな風にならないですね。

 

 

 

 

 

今日は岐阜での気温がついに40度を越したとか。

 

本場所が行われている名古屋も39度くらいあったようで。

 

こんなに暑いと身だしなみも大変です。

 

 

 

 

【身だしなみ】

ガヤガヤガヤガヤ

 

 

 

 

 

プルルルル、プルルルル。

 

 

 

 

 

藤島「あ、もしもし~?」

 

 

 

 

藤島「明日の予約をお願いしたいんですけど。」

 

 

 

 

 

藤島「あ、カットをお願いしたいんですけど。」

 

 

 

 

 

藤島「今回はカラーはナシで。」

 

 

 

 

 

藤島「はい、はい。よろしくお願いしま~す。」

 

 

 

 

 

立川「予約とれた?」

藤島「うん、とれた。」

 

 

 

 

藤島「イメチェンしてくるね。」

立川「うん。」

 

 

 

 

勢「イメ・・チェン・・・。」

 

 

 

 

御嶽海、独走。

 

大関一名、カド番脱出。

 

 

異常な暑さの中、異様な優勝争いの幕内ですが、まだまだ暑い日は続くようです。

 

どうか皆さま、くれぐれもご自愛ください。

 

 

 

 

明瀬山すごいぞ!4連勝!

 

 

 

十二日目 謎の座布団

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平成30年 名古屋場所 十二日目

 

 

 

 

 

 

 

【タイムショック】

船岡「これまで全勝の御嶽海ですが。」

 

 

 

 

 

船岡「取り組みの多くが5秒以内という極めてスピード感のある攻めが際立っています。そこで陸奥さん・・・。」

陸奥「はい。」

 

 

 

 

 

船岡「攻めの5秒に因んで、これまでの御嶽海を5秒以内で解説してください。」

陸奥「え・・・。」

 

 

 

 

 

船岡「よーい・・・、始めっ!」

陸奥「あ・・・、あの。」

 

 

 

 

陸奥「そうですね・・・、御嶽海・・・は・・・・。」

 

 

 

 

陸奥「この・・・、もう・・・その・・・・・。」

 

 

 

 

陸奥「まあ・・・やっぱり・・・。」

船岡「はい!5秒!」

 

 

 

 

 

訥弁の陸奥親方。

 

肘の怪我については言葉を手繰りながら長くはなし続けていましたね。

 

だんだん痛くなるとか手も動かせなくなるとか千代の国が聞いていたらぞっとするようなことを、とつとつと丁寧に話しておいででした。

 

 

それにしても玉鷲の小手投げはなんという力!

 

琴奨菊に続いて千代の国も肘をやられてしまいましたが、なんだか玉鷲の方もこれから小手に振るのをためらってしまわないかと気の毒です。

 

 

 

 

そして大関が勝ってなぜか座布団場舞う、摩訶不思議な12日目の結びの一番。

 

熱戦の一番。

 

同じ土俵上には熱く戦う行司の姿もありました。

 

 

 

 

勘太夫――。

 

 

 

 

リターンからの――。

 

 

 

 

 

バックハンド!

 

 

 

キレのあるまわし団扇。

 

ナダルも打ち返せないほど深い角度に決まりました。

 

 

気の毒にも差し違えとなった勘太夫ですが、あれは本当に高安が勝っていたんだろうか?と若干の疑問も残りました。

 

が、金曜日に関脇の初優勝が決まってしまうようなことはさせては大関の恥。

 

今日の一番は高安の中に眠っていた大関の意地が勝たせてたものだったのでしょう。

 

 

通路での表情に悔しさがにじむ御嶽海でしたが、明日の豪栄道戦にどんな心理的な影響が出るのか?出ないのか?

 

明日の結びに再び大関の意地を見せてほしいと期待します。

 

 

 

 

 

十両の最後の土俵で5連勝の快進撃を見せた明瀬山。

 

明瀬山の相撲の上手さが凝縮されたような下手出し投げでした。

 

盛り返して5勝7敗。

 

逆転の勝ち越しへ向けて!

 

ゆけ!光彦!

 

 

それにしても酷暑の場所にピンクのジャケット・・・・・・。

 

舞の海さん、それはキッツいわ。

 

 

十三日目 王手丑の日

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平成30年 名古屋場所 十三日目

 

 

 

酷暑の夏。

 

今年の厳しい暑さを乗り越えるためにも食事はしっかりとらねばなりません。

 

 

 

 

【歯間】

52代「シーシーシーシー」

太田「あら。北の富士さん。」

 

 

 

太田「歯に何か詰まりました?」

52代「う~ん・・・。」

 

 

 

 

 

太田「お昼にニラレバでも召し上がったんでしょう?」

52代「・・・・・・。」

 

 

 

 

52代「いや・・・、ニラじゃないんだよね・・・。」

太田「え。じゃあ、モヤシ?」

 

 

 

 

 

52代「ううん。鰻。」

太田「くッぅ~~~。」

 

 

 

 

昨日だったか一昨日だったかスーパーの鰻食べたんですが生臭い生臭い!

 

やっぱり妙に安かったのがいけませんでした(笑)

 

小市民は鰻なんぞ無理して食べずに、ニラレバでも食べていた方が良かったようです。

 

 

しかしセレブの52代は夏風邪もひいて体調を崩していらっしゃるご様子。

 

そんなときは栄養たっぷりの鰻でも召し上がって盛り上がりに欠けそうな千秋楽に向けて精を付けてくださいね。

 

 

 

 

その千秋楽が盛り上がるか盛り上がらないかは今日の豪栄道にかかっていたのに……(涙)

 

昨日の高安も運よく勝ちを拾いはしましたが相撲自体では完全に負け。

 

今日の豪栄道も完敗。

 

悲しい話ですがこの二人は大関と関脇のボーダーラインに立っているのがやっとのようです。

 

昨日境川親方が言っていた番付の重みは残念ながら全く感じられませんでした。

 

 

取り組み後の御嶽海への殊勲のインタビューに「え?なんの殊勲??」って本当に思いましたもの(笑)

 

そうそう、豪栄道は大関で御嶽海は関脇でしたね。

 

力の差がなくなっていくと共に地位の境目も曖昧になっていくものかと実感しましたよ。

 

 

 

でもここまで来たら明日はコレ出ますね↓

 

 

 

ピロロロロ~ン ピロロロロロ~ン

 

 

 

52代「やっぱり出たね。」

太田「出ましたね。」

 

 

 

 

やはり横綱という存在は大事だとつくづく思った13日目でした。

 

 

 

 

十四日目 御嶽海 初優勝

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平成30年 名古屋場所 十四日目

 

 

 

 

御嶽海 おめでとう!!初優勝!!!

 

 

 

 

今場所のほとんどの取り組みが攻めの早い集中した取り口。

 

優勝を決めた今日の栃煌山戦もきっちりとキメて申し分ない内容での初優勝。

 

いや~おめでとうございます。

 

正直に言うといつ崩れ始めるのかと、今場所の御嶽海の快進撃を斜に構えて見ていました。

 

でも今日のインタビュールームでの御嶽海の涙を見て、私はそんな風に見ていた自分を恥ずかしく思いました。

 

御嶽海の心の中は緊張やプレッシャーではち切れそうになりながら、毎日今までの自分と闘っていたんですね。

 

解放されて思わずこみ上げてくる涙に苦しかった胸のうちが感じられて、そういえばまだ25歳だったことを思い出しました。

 

勢いある若さはときに生意気に受け取られ鼻息荒くもなりますが、そうならなければ実力社会で上へは上ってはゆけないものでしょう。

 

若いときは若い戦い方、年を重ねれば年を重ねた分の戦い方を身につけることができれば、より深みのある充実した相撲人生が送れることと思います。

 

来場所はいよいよ大関取りの場所。

 

来場所は横綱も心様も再登場してきます。

 

予想するに大関取りの目安となる来場所の勝ち星は10~12勝といったところですか?

 

今場所よりもより苛酷になる9月場所に御嶽海の真価が問われることになります。

 

 

しかしそうなると・・・。

 

来場所の場内はすごいことになりそうです。

 

 

 

 

 

【杞憂】

藤井「御嶽海、来場所はいよいよ大関取りの場所ですね。」

尾車「ええ。それなんですがね。」

 

 

 

 

 

尾車「来場所は稀勢の里もきっと出てきますから・・・。」

藤井「ええ。」

 

 

 

 

尾車「稀勢の里応援団と・・・。」

 

 

 

 

尾車「御嶽海応援団とがぶつかって・・・。」

 

 

 

 

 

尾車「抗争になりはしないかと、もう今から心配でッ心配でッ。」

藤井「そんな・・・、ろくでなしブルースじゃあるまいし。」

 

 

 

以前、時々行っていた蕎麦屋さんに「ろくでなしブールス」がズラッと置いてありました。

 

すごく温厚そうなおじさんと奥さんと可愛いバイトの子がいたお店だったのですが、この中の誰が愛読しているのか?実は喧嘩上等な奴は誰なのか?と探りを入れながら蕎麦をすすり続けましたが、分らずじまいで店じまいになりました。

 

 

話は脱線しましたが冗談はさておき。

 

稀勢の里と御嶽海、両者の応援団で多くの席が埋め尽くされる9月場所となりそうです。

 

 

 

 

ところで明日の優勝パレードの旗手は一体誰なのでしょう?

 

同門の春日野から栃煌山や碧山?

 

境川から妙義龍?佐田の海?

 

それとも木瀬部屋から光彦?

 

出羽一門を考えるとたくさん関取りはいるので、誰もがありえそうでいてどの人もしっくりこない気がします。

 

名門出羽海部屋からの優勝力士の輩出。

 

これを一番に思うとパッと浮かんだこの人が一番しっくりくる気がしました。

 

そう、この人も名門の出身です。

 

 

 

 

いっそのこと、舞の海秀平旗手でどうですか?

 

 

 

御嶽海の隣で優勝旗を持つ舞の海。

 

案外しっくりきませんか?

 

 

 

 

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