平成29年 大阪場所 十一日目
【もう一つの将来】
藤井「親方は野球部出身しかもキャプテンでいらしたそうですね。」
鏡山「ええ・・・。」
藤井「もしかしたらプロ野球の選手になってたかもしれませんね。」
鏡山「そんな・・・。」
鏡山「・・・・・・。」
藤井「親方?」
鏡山「・・・あ・・・。」
藤井「親方?どうしました?」
鏡山「WBC準決勝、見忘れた・・・。」
藤井「あら、まあ。」
惜しくもアメリカに1点差で準決勝敗退。
残念無念ですがお疲れさまです。
侍Japan。
向こう正面は立浪親方が珍しく解説の席に座りましたが、立浪親方は相撲の前はスイマーだったそうで。
なるほど、なるほど。
この顔立ちはたしかに競泳選手の顔立ちだ。
いや冗談ぬきで業界の顔のようなスポーツ種目の顔立ちってないですか?
大相撲は他との違いが分かりやすいですが、サッカーはサッカー選手の、野球は野球選手の、バレーはバレー選手の顔立ちってあるような気がするのです。
その顔立ちカテゴリーでは立浪親方は大相撲界より競泳界の顔立ちって感じがします。
まぁそんなことより親方、力真のあのまわしの色はどうにかなりませんか?(笑)
ところで藤井さんはそろそろ退職が近いと聞きました。
藤井さんがいなくなってしまうのはNHKのみならず、角界や大相撲ファンにも大きな損失です。
どうにか継続の形でお願いしたい。
公営放送だから予算がきついとかも言う理由であれば、どうか好角家の受信料は藤井さんの雇用費用に充ててください。
規則に厳しいNHKでは延長雇用が無理ならば、協会が藤井アナに年寄株を譲るのはどうですか?
こんなに大相撲愛が深い方です。
部屋を持てば心技体備わった素晴らしい力士を育ててくれるような気がします。
それも無理なら舞の海の枠を外して藤井さんを専属解説にしてください。
するどい洞察力で一番一番を掘り下げてくれること間違いなしです。
藤井アナは大相撲にはなくてはならない人。
どうかお願いします。
珍しいキャスティングは放送席に限ったことではなかったようで、土俵上にも隠れていました。
【侵入者】
がやがや。
藤島「皆に集まってもらったのは他でもない。」
藤島「この中に・・・。」
藤島「知らない奴が紛れ込んでる・・・。」
藤島「おい。お前、誰だよ。」
謎の人「あ。」
この人誰ですか?(笑)
親方衆は顔が分っていても元の四股名や名跡が出てこなかったりすることが多いですが、この人顔も知りませんでした。
なのに一番目立つ時間審判で、もう前半戦中気になって気になって・・・。
ご存知の方、教えて下さい!
謎の人が気になってしょうがない前半戦をくぐり抜けての後半戦。
やはり、やはり!
ここにきて優勝争いの一角が崩れました。
【不動心】
高安「ハギ兄ぃ・・・。」
高安「ハギ兄ぃ・・・。」
高安「た・・すけて・・・、ハギ兄ぃ・・・。」
稀勢の里「・・・・・・。」
高安「ガク。」
稀勢の里「・・・・・・。」
稀勢の里ついに不動の心を手に入れたり。
可愛い弟弟子が目の前で力尽きるも、それに心乱すことなく嘉風を送りだし。
今場所初めて土が付いた高安でしたが、私はこういう負けた姿に愛嬌がある高安が結構好きです。
でもこれからが本当の力が試されるときです。
負けて気持ちが切れてしまうようでは大関にはなれません。
明日からの相撲をきっと今まで以上に多くの人が見ているはずです。
今までのように波のある所が出てしまってはまだまだという事になってしまいます。
明日が初日という気持ちで土俵に上がれるか、心の力が試されます。
あ~~~!!琴奨菊!!
なんであんな奥の上手を狙っていたの??
あんなことしなけりゃ勝てた、絶対勝てたはず。
あそこらへんが相撲に心理面が出たところなのでしょうか。
心のうちは推し量ることなどできませんが、今まで積み上げた琴奨菊の相撲が最後は自分自身を救うのではないでしょうか。
迷ったら一つにかける勇気と度胸。
男だったら一つにかける。
かけてもつれた謎を解く。
残り4日間、渾身の出足のがぶり寄りを!!