平成29年 大阪場所 初日
時天空が旅立ってもう一月半が過ぎようとしています。
少し前までは時天空の文字を見たりするのも悲しくなってずいぶん自分のブログもほったらかしにしていました。
いつもコメントやメッセージを下さる皆さん返事もしなくてすみません。
自分ページを開けるのはなんだか辛くて近寄れませんでした。
本当にごめんなさい。
相撲の話題からも離れたまま大阪場所の初日を迎えてしまいました。
番組中で流れた在りし日の時天空の姿を見ると、あぁこの勇姿を見ることはもうないのだと再び悲しみがこみ上げてきました。
ですがそれは違いました。
時天空の相撲は正代の中でしっかりと生きついていました。
結びの一番で白鵬を前にしても臆することなく目をしっかり見て仕切り、やはり胸は出しているけれど先場所までとは異なる重さのある立ち合いをする正代の姿に時天空の相撲が受け継がれていることを感じました。
もう時天空はこの世から旅立ってしまったけれど、時天空の相撲道、相撲への情熱は若い弟弟子たちに受け継がれて生き続ける。
厳しい指導を受けた弟弟子たちの体にはきっと時天空の相撲が刻み込まれ、これからの長い相撲人生の礎になってくれることと思います。
頭で覚えたことはすぐ忘れます。
心に刻んだつもりでも喉元過ぎれば熱さを忘れてしまいます。
でも、身体で覚えたことは一生忘れません。
体に刻み込んだ弟弟子たちが時天空の相撲道を生かして、いつか大きな大輪の花を咲かせられますように。
そして時天空。
時天空へ伝えたかったことはあれやこれやととりとめもないほどありますが、今となってはもう何はなくともこれだけです。
時天空。
今までも、
これからも
ずっと、
ずっと、
時天空が大好きです。
ありがとう、時天空。
正代、明日も恐れずに前へ!前へ!
そして礼儀もまた現代社会に受け継がれ、人付き合いの大切な根幹となっています。
【義理の重さ】
太田「さてこれから後半戦ですが・・・。」
52代(・・・あ。)
太田「北の富士さん。」
52代(そういえば・・・。)
52代(コイツは・・・たしか・・・。)
太田「え・・・、なんか・・・睨んでます?」
52代「お見舞い、くれなかったよね。」
太田「・・・・・・。」
病気見舞いってする方もされる方も経験ありますが結構気を遣うんですよね。
タイミングや状況を把握するのも大切です。
でも52代思ったよりお元気そうで良かった。
ちょっとお痩せになったようにもお見受けしましたが、食事制限などあるのでしょうか。
大阪までいらっしゃるのですからきっと回復は順調なのでしょうが、春の大阪に浮かれて無理をなさいませんように。
大相撲中継のドンとしていつまでもお元気でいてください。
2横綱が敗れる波乱の幕開けとなった春場所ですが荒れる予兆なのか、審判席に座る振分の姿がやけに不気味に映った大阪場所の初日でした。