平成29年 初場所 十三日目
今日世界は大きく変わり始めました。
【混迷の世界】
尾車「はぁぁ・・・。」
太田「あら、尾車さんどうしたんですか?」
尾車「今日、トランプ大統領の就任式でしょ。」
尾車「とうとうこの時が来たんだと思ったら、気分が滅入ってきちゃって・・・。」
太田「あ~。」
太田「トランプさんって協会で言ったら、誰が理事長に選ばれた感じなんですか?」
尾車「ええ~~!」
尾車「・・・そうねぇ~。」
尾車「あ・・・!ピー―親方ね。」
太田「え!ピー―親方?!」
とうとうトランプ大統領の誕生です。
共和党予備選挙くらいまでは面白いオッサンって感じで楽しんでみていたけれど、本選になって笑えなくなって、とうとう選挙に勝って凍り付きました。
でもアメリカって本当に自由の国なんですね。
あんな人でも大統領になれるなんて。
それに対してガチガチに固そうな八角理事長。
15日間満員札止めのこの状況に浮足立つことなく、勝って兜の緒を締めてこれからの協会運営よろしく頼みましたよ。
13日目にして平幕の2敗勢逸ノ城、そして貴ノ岩も3敗に後退しました。
【漂う】
「・・・・・・。」
「くさっ」
「・・・・・・・。」
貴ノ岩「ちょっと・・・・・。」
貴ノ岩「親方・・・、こきましたねっ?」
高田川「・・・・・・。」
出物腫物ところ選ばず。
地力を確実につけていた貴ノ岩でしたが、今日は大関とりに目覚めた高安に突き落とされてしまいました。
その際に何やら足の後ろ側を痛めた様子。
これは明日の白鵬戦を前にイタイ状況。
1敗差で追う14日目の白鵬はネジをぎゅんぎゅんに巻いてくるでしょうから貴ノ岩、さらに足を痛めないように気を付けよ。
そして運命に導かれるように土俵に上がる稀勢の里。
13日目の土俵には・・・。
【土俵の神様】
ざわざわ。
伊之助「・・・・・・。」
伊之助「稀勢の里・・・、それではいいですか。」
稀勢の里「・・・お願いします。」
伊之助「稀勢の里寛・・・」
伊之助「必勝~~ぉ。」
はい、必勝。
ここまで来たら神仏やお天道様、星の王子さま、有難そうなものすべてに祈願するのです!!
そして明日の逸ノ城戦は土俵にかじりついても勝つのです!!
ところで宮城野親方、何でもかんでも「そうですね」で答えて、詳しい説明を求められるとあまりにもあやふやすぎます。
あまりにあやふやすぎて振分親方を彷彿としましたが、振分さんは文法がおかしいだけで内容はわりとしっかりしています。
解説のキャスティングはNHKが決めるのか協会なのかわかりませんが、向こう正面に宮城野親方はもういいです。