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十一日目 その1敗差のまま終盤戦

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平成29年 初場所 十一日目

 

 

今日から終盤戦。

 

本場所は緊張感に満ちてきました。

 

 

白崎「あ!」

 

 

白崎「また舞の海!」

 

 

 

今日のこの放送を見て「またこの組み合わせか」と、多くの相撲ファンががっかりしたことと思いますよ(舞の海調)

 

いえいえ。

 

白崎アナも舞の海さんもいいんですよ。

 

それぞれ好きなんですよ。

 

舞の海さんだってブログではひどいこと言ってますが、いないと寂しいし貴重な存在だとわかっているんですよ。

 

でもつい先日もこの二人だったじゃないですか。

 

ただでさえ今場所は舞の海の登場率が多いのに、アナウンサーとの組み合わせまで同じとなると、夕飯の残りをチンした昼食みたいに感じてねぇ・・・(失礼)

 

十両は谷川解説だったようですが、思い切って幕内正面を筋肉解説で持ってくるサプライズ起用も良かったのではないでしょうか。

 

 

 

しかし相撲中継は実況アナの存在は大きいところです。

 

白崎アナにしても温厚そうに見えて言うところはハッキリ発言される大切な存在です。

 

噂によれば藤井アナもそろそろご退職が近づいているとのこと。

 

若手のアナの育成も急務の課題です。

 

 

【呼び止める】

「よしよし。9勝目。」

 

 

 

沢田石「あの・・・。」

 

 

 

 

沢田石「スミマセン・・・。」

 

 

 

 

沢田石「トイレ・・・、どこですか?」

蒼国来「トイレ?」

 

 

 

頑張れよ。沢田石和樹!

 

 

 

蒼国来、貴ノ岩、逸ノ城、そして白鵬も9勝2敗で終盤戦を進みました。

 

そして今場所の中心の稀勢の里もまた。

 

 

【エール】

高安「あ・・・!」

 

 

 

高安「キセ兄!」

 

 

 

「そんな所で突っ立ないで。」

 

 

 

「早く土俵にあがんなよ!」

 

 

 

高安「・・・って。緊張でそれどころじゃないっか・・・。」

 

 

 

 

兄弟子・稀勢の里、遠藤を退け1敗をキープしました。

 

緊張するな、固くなるなと言ったところで所詮ガチガチになってしまうのが普通なのではないでしょうか。

 

でも今日は舞の海さんが珍しく真実を言っていましたね。

 

 

「優勝を争うのと、優勝することは違う」と。

 

 

なるほど。

 

パッと聞いてたら一緒に聞こえますが、これには大きな違いがあります。

 

毎度優勝争いに名を連ねている稀勢の里と、それを制して優勝を37回も成し遂げる白鵬とでは決定的に何かが違うのでしょう。

 

けれどその白鵬も初優勝を手にしたことで、37回の優勝という誰もなしえない大記録に名を刻むことができたはず。

 

大きなステップアップには失敗や挫折はつきものです。

 

ですが何度も失敗したという事は多くの経験を手にしたという事でもあるはずです。

 

成功体験から見えてくるもの、失敗から見えてくるものそれぞれに今後の人生に役立つものです。

 

今までに優勝を逃した失敗の経験から得たものを稀勢の里には今場所、大いに発揮し試してほしい。

 

あのときはこうだった、あの場所ではああした方がよかったなど色々あるでしょう。

 

自分なりに試行錯誤することで、自分との向き合い方やコントロールも身についていくと思います。

 

きっと力は十分にある大関ですから自分流の気持ちの持っていき方を身につけられれば、初優勝は手にすることができるはずです。

 

 

 

追い風が吹き始めた稀勢の里。

 

この追い風に背を向けて初優勝への加速せよ!!

 

 

 

ところで北勝富士いいですね!

 

勝ち越しおめでとう!!

 

 


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