Quantcast
Channel: 行司のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 502

千秋楽 8回目の日馬富士優勝

$
0
0

平成28年 名古屋場所 千秋楽








日馬富士、8回目の優勝おめでとう!!!





今場所は速さと集中力が素晴らしかった。


千秋楽の一番も、白鵬に上手をとらせない取り口に日馬富士の相撲センスが光りました。



優勝インタビューはどことなしに7回目の方が、上手に喋れていたような気がしましたが、いつまでたってもうまくならない日本語の話し方も日馬富士らしい素朴さが垣間見えて、微笑ましいものです。



膝がガクッときた姿には、まさに満身創痍の状態であることを改めて感じさせられましたが、8回目の優勝を見たらやはり、9回目、10回目と見たくなります。


これ以上怪我を増やさぬように、綱を張り続けてください。


日馬富士、優勝おめでとう!!





稀勢の里も最後はしめて、来場所へ期待が持てる千秋楽になりました。


正直な気持ち、初優勝と綱取りのバリューセットはあまり好ましく思いません。


まずは優勝を単品でご注文ください。


単品で初優勝をしっかりと味わった後に、さらに奥深い綱取りの味もご賞味下さればと思います。


自分より強い横綱との稽古を増やすことで、必ずどちらも手に入るはずです。


来場所からの稀勢の里にもさらに期待したいとところです。





そうそう。


今日は夕方に母が三賞受賞者が決まったと、私に教えてくれたのですが・・・。



母「三賞が決まったよ殊勲賞が嘉風で、技能賞が高安、敢闘賞が二人いて・・・、宝富士とえぇと、あれ、あれ・・・、そう!






岩木山!」



って自信たっぷりに教えてくれました(笑)




どうやら貴ノ岩を岩違いしたらしいのですが、なぜ今頃岩木山なんだと目くらましを受けたような気分になりました。



たしかに今場所岩木山じゃなかった、貴ノ岩頑張りましたね。


来場所もこの調子で動けたら、本当に地力が付いたと思えるでしょうね。


そうなったらうちの母ももう岩木山なんて言わないと思います。


きっかけ一つで力士がぐんぐん成長します。





宝富士十いえば、すっかりもう「安美錦の伝言係に。


でもNHKも洒落たことをやりますね。


左隅に安美錦の画像を入れるなんて(笑)


大相撲ファンなら安美錦の顔を忘れるわけないじゃないですか(笑)


しかしもう水中リハビリを始めたんですね。


頑張ってるんですねー、安美錦。  


時天空の復活はもちろんのこと、安美錦の復活も首を長くして待っています。


今やベテランは豪子一人きりの幕内。


豪子も夏には秋田小町賞を受賞されるそうで、おめでとうございます。


小さな身体でベテラン一人で土俵を守るのは大変かと思いますが、どうか怪我しないようにコンタクト失くさぬように、これからも幕内で活躍してくださいね。





ところで今日も暑かった。


毎日毎日かき氷を主食のように食べています。


夏にかき氷を食べすぎると秋に禿げるという都市伝説が我が家にはあります。


でも秋の禿を心配する前に、この夏を生きて乗り越えねば!!


秋禿げに怯えていてかき氷食べれるか!


やっぱり夏は冷たいものです。









【夏の薬】

52代「はぁ~~。こう暑くっちゃ、場所まで来るのも大変ですよ。」








52代「体育館にたどり着くまでに胸の動悸がひどくって。」

藤井「・・・・・・。」






52代「こんな時はアレね・・・。」

藤井「・・・・・・。」









52代「シュワシュワしてて、黄色くて、口に含むとちょっと苦いお薬、あれが効くよね。」

藤井「・・・・・・。」







52代「あのお薬の名前、なんだっけ?」

藤井「・・・もしかして・・・。」









藤井「ビールですか・・・。」

52代「そう!ビールだ!ビールのお薬飲まなきゃね。」






どこかの千秋楽パーティーでガンガン飲んだんでしょうか。




52代は稀勢の里を横綱にする会の会長で、舞の海が副会長、藤井さんは書記局長なんですね。


でもなんで皆、役職に就きたがるんですか(笑)


一会員として、稀勢の里の為に汗をかこうという気概はあまり感じられません(笑)


稀勢の里も期待が重くって大変ですねー。


稀勢の里からしたらそんな会は、早く解散してもらいたいと思っていると思います。


そのためにも早く結果を出して、解散させなきゃ!


頑張れ稀勢の里!






話は変わりますが、藤井さんが口火を切ってくれた手付きの問題。


今場所でも書いたような気がしますが、私はこの手付きを厳格化するというパンドラの箱を開けた先にどんな未来が待っているのかを協会の誰かにはぜひ示してもらいたいのです。


両手をしっかりついて立つというのが理想の形であることは、力士のみならず相撲ファンもよく知っていることでしょう。


ですが、それを突き詰めることが手付きの厳格化以前の問題になっていた、「立ち合いが合わない」現象の原因でもないと思うのです。


その多くは相手の呼吸を見ようともせず、自分の間合いだけで立とうとするところに原因があるのであって、両手をしっかりつくかつかないかは表面だけ目安に過ぎないのではないと思うところです。


その手付きの部分ばかりを取り上げて、行司、審判それぞれの見方で判断していくのですからそれは余計の混乱を招く結果になるのは必然。


まさに、木を見て森を見ず の状態である気がしてなりません。


この手付きを突き詰めていくことが立ち合いの正常化、さらには土俵の充実につながっていくのか今一度協会にはよく考えていただきたい。


もっと取り組み全体を俯瞰して、問題の解決に取り組んで頂ければと思います。




あら。柄にもなく偉そうに意見など述べて申し訳ありません。


ですが、先場所今場所と、混乱の度合いは増すばかり。


楽しい15日間はより充実したものであってほしいので、僭越ながら意見申し上げました。





はぁ、でも今場所ももう終わっちゃいましたね。


場所中の15日間の相撲を見ている2時間だけは、ほかのことを何にも考えなくていい夢の時間。


それが明日からないなんて…、どうやって生きていこう・・・(涙)




でも力士の皆さんは暑い中、1週間休んだ後に、怒涛の夏巡業大変ですね。



暑いさなかの巡業は体調管理も大変なのでしょうね。


どうか怪我したり体壊したりすることなく、9場所でまた元気な土俵を見せてほしいものです。



それでは好角家の皆さま。


今場所もお付き合いいただきてありがとうございました。


15日間好角家の皆さまと、交流しながらの観戦は何物にも代えがたい喜びです。


また9月場所にまた楽しく相撲談義できますように。


そして時天空の体調がよくなりますように。


それでは皆様も、暑い日々が続く夏本番です。



~行司のブログ~




Viewing all articles
Browse latest Browse all 502

Trending Articles