令和五年 名古屋場所 中日八日目
ブログの更新もままならぬ暑さ。
気が付けばありゃ!
もう場所の真ん中、中日ではありませんか。
連日名古屋場所は空席も目立つのに「満員御礼」の幕が下がっていましたが、今日は正真正銘の満員御礼となっているようで場内は観客で埋め尽くされています、。
そんな大勢の観客が集う八日目は、まさかの朝乃山休場。
なんでも昨日の豊昇龍戦で、上手投げを受けた時に上腕を痛めたとかなんとか…。
大関復帰に向けて大切な今場所だっただけに、今回の怪我はなんとも不運。
四つ相撲の上腕の怪我。
大関復活への道に暗雲が立ち込めてきたようで、とても気がかりです。
大関復活を目指す力士。
大関昇進をかける力士。
そして大関の座を手に入れた力士。
土俵に渦巻く、大関の座をめぐる戦い。
その戦いは多くの人々を巻き込む、長い戦いとなります。
【待った】
行司「ふ~やれやれ。ようやく出来た。」
行司「ヨッシ。相撲再開。」
行司「…え?」
行司「なんて言ってるのか、聞こえない。」
行司「は?」
審判「トイレ行きたい。」
行司「トイレ待った??」
先日の照ノ富士と翔猿の一番ではまわしが激しく乱れて、あと少しで翔猿のまわしがすべて解けてしまいそうなほどでしたが、あの時はまわし待ったは入らず、今日は早めのまわし待った。
まわし待ったの基準も一概に説明できない難しさがあるようで、お互いのあうんの呼吸で立つ立ち合いなど、文言に納まらぬルールもまた相撲文化の一端を表しています。
これで大関昇進を目指す面々は、
豊昇龍が1敗。
大栄翔と若元春が2敗。
今のところは豊昇龍が落ち着いて見えますが、まだまだ場所は折り返し。
油断大敵、何が起こるかわかりません。
優勝争いも、錦木も重さを存分に生かした相撲で1敗。
時折優勝争いに顔を出す、そろそろベテラン枠に入ってきそうな北勝富士も1敗。
優勝ラインも2敗から3敗と考えれば、四つ身のチャクラが開いた玉鷲も見逃せない存在の一人です。
後半戦の土俵はどう動くのか。
名古屋の土俵が続きます。