仕事、スポーツ、工芸、芸能・・・。
人から人へと紡がれていく文化や技。
それを次の世代へと引き継いでゆく、人間同士の強い結びつきに『師弟』の間柄があります。
それは時に親、兄弟よりも強い絆で生涯、結ばれることもあるようです。
52代「そうね。」
太田「では今場所新十両の大輝関は、北の富士さんにとって孫弟子にあたるわけですよね。」
52代「まぁ、そうね。」
太田「孫弟子が新十両に昇進したのを記念して、八角理事長から北の富士さんにメッセージがあるらしいですよ。」
52代「え?俺に?」
太田「それではVTRの準備ができたようですので、ご覧ください」
「そうですね、それなりによくやっているんじゃないでしょうか。」
「まぁ、時々力士のしこ名もよく覚えていないことも多々目立ちますが・・・」
「それよりも機嫌のいい日悪い日が、すぐに態度に出ますし」
「なにより自分の興味のないことに関しては、一切関心を示さない態度が目に余ります。」
「『俺は引退したんだからこれくらいでいいだろう』という甘えた気持ちではダメなんですね。何事も真剣に、『今日も解説をやり抜くんだ!』という強い気持ちがなければいけないと思うんですね」
太田「・・・北の富士さん・・・、大丈夫ですか?」
52代「・・・・・・。」
太田「ちょっと、理事長なんですよ。」
ポチ理事長はこれからの角界をどう引っ張て行くのでしょうか。
固く務められるとは思うのですが、固いばかりでは面白みに欠けるでしょうし、崩しすぎても相撲文化は守れません。
幸い今は相撲人気は絶好調です。
この相撲人気を確かなものへと育てていくのは、一も二もなく土俵の充実ですよ。
ポチ理事長頑張れよ。
今日の相撲人気復活に火をつけたのが、当時の呼び名で「若武者遠藤」。
もう「若武者」と言う言葉はやや似合わなくなってきましたが、「人気の遠藤」はいまだ健在。
これで結果が付いて来れば「人気も実力も」と言ったところなのでしょうが、あの怪我は思いのほか彼を苦しめているようです。
そんな遠藤と今日対したのは、正代でした。
「どうすればいい・・・。」
「そうだ!こんな時こそ・・・。」
ピカ!!!
天孫降臨!!!
「白子のり、白子のりだってあるだろ。」
永谷園撃破!!!
52代も言っていましたが、正代は三役どまりの器ではありません。
もっともっと上を目指すためにも、正代、怪我には注意しろよ。
鶴竜も休場になって土俵が寂しくなりました。
序盤戦からもうすでに優勝争いが二人にフォーカスされていますが、照ノ富士の復調はこれから先のキーポイントになってきそうです。
それからそうそう日馬富士、やっぱりサポーターは白がいいよ。