令和四年 大阪場所 千秋楽
新関脇での優勝。
実に86年ぶりの快挙を達成した、東北の星・若隆景。
東北の星が今、燦然と日本中を照らします。
【わかたかかげ】
太田「やりましたね。若隆景。」
52代「実に強くなりましたよ。」
52代「わかた・・・・。」
52代「わか、たた・・・・・・。」
52代「・・・・・・。」
52代「・・・・・・。」
太田「??」
太田「北の富士さん・・・??」
52代「・・・・・・。」
52代「言いにく過ぎて、歯が抜けた。」
太田「ひょー!」
第52代横綱、北の富士勝昭、御年80歳。
元横綱も歯が命。
8020運動実施中。
なんでも今日がお誕生日だそうで、52代もいよいよ傘寿を迎えました。
おめでとうございます。
これからもますますお元気で。
ますます好き勝手に。
天衣無縫に大相撲を語ってください。
あと一歩のところで、賜杯に手が届かなかった高安は残念だったことでしょう。
あの土俵際を堪えることが出来た若隆景の姿に、稽古とおっつけは裏切らないことが体現されていました。
勝敗は時の運と言いますが、その運を引き寄せるのものは努力の積み重ね。
高安もさぞ悔しかったでしょうが日々の努力のその先に、大相撲の神様が微笑む日はきっとやってくるはずです。
それはもちろん、すべての力士にも言えること。
努力に勝る天才なし。
ローマは一日にして成らず。
ついでのローマで when in rome do as the romans do.
多くの力士に尾車親方が言う「三年先の稽古」を胸に、稽古を重ねていってほしいものです。
来場所も力士たちが存分に力を発揮できる場所となりますように。
更新ままならぬ今場所もお付き合いくださいまして、誠にありがとうございました。