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千秋楽 白鵬の目にも涙

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平成28年 大阪場所 千秋楽





思わぬ形で幕が落ちた春場所の千秋楽。


やはり荒れる春場所でした。


最後の最後まで大荒れ。



さすがに今日の変化には私もブーイングでしたが、そこは相撲熱の高い大阪。


あの白鵬を泣かせるとは、浪速っ子おそるべし!!!


四方八方から矢のように飛んでくる大ブーイングの嵐には、あの白鵬をもってしても居たたまれなくなったんでしょう。


でも、それでよかった思いました。


今回の変化への注意や指摘が協会やマスコミ経由で白鵬の耳に届くより、ダイレクトにファンから聞くことで妙な歪曲することなく心に響いたでしょうし、強く心に刻まれたと思います。


36回目の優勝は白鵬にとって苦いものになりましたが、これを薬にさらに大きく懐深い横綱になってほしいと願っております。





良薬は口に苦し。


今日のみ込んだこの薬は、五臓六腑に染み渡り、じんわりと心の中から効いてきます。






しかし・・・そんな異常事態の中、沢田石アナの機転の利かないインタビューには脱帽(笑)


おそらく今日の早い時点で考えていたと思われるインタビュー内容を、泣きじゃくる白鵬にそのままぶっこむ沢田石。


最後に「来場所の抱負」を突っ込んで白鵬に拒絶されたあたりに、このアナウンサーの底知れなさと感じました。


大人しそうに見えていただけに、彼の秘められたポテンシャルは計り知れないものがありそうです。






ポテンシャルと言えば、十両優勝を果たして来場所幕内に戻ってくる大砂嵐。


十両優勝おめでとう!!






【日本昔話】

東西会「がんばった大砂ちゃんにぴったりの昔話を聞かせてあげますよ。」





東西会「昔々、ある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました・・・。」









東西会「おじいさんは山へ芝刈りに、お婆さんは川に洗濯にいきました。」







東西会「するとそこへ、大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこ~と流れてきました。」

大砂ちゃん「・・・!。」








「チガウ。ソレ、桃太郎・・・。」








大砂ちゃん「・・・ナンテ!トテモ言エナーイ。」

東西会「そしておじいさんが桃を切ってみると・・・。」





金太郎はまさかり担いで、熊にまたがって、御馬の稽古して・・・。


そして。


いったい何したんですか?


金太郎のお話はイマイチ分かりません。




けれど、大砂嵐は長い蹲踞もままならぬほど膝が悪いのですね。


今一度擦り足を徹底して、怪我をしない体つくりを。





分らないことと言えば、昭和歌謡にも謎が。






【ヒットソング】

ガヤガヤ。








湊「ねえ、二所ノ関さん。」

二所ノ関「なに?」









湊「『わたしはピアノ』って本当に奥さんの歌?」

二所ノ関「あぁ、そうだよ。」







片男波「でも、研ナオコも同じような歌、歌ってたよな。」

湊「そうそう。」








片男波「そういえば、サザンにもあったよ。」

湊「えー、マジ?」





湊「なぁ、本当のところ、どうなんだよ。」

二所ノ関「アワワワワ・・・。」






♪あなたから目が離せない~。


たしか、作詞作曲は桑田佳祐です。


それを女将さんの高田みづえさんに楽曲提供したのでは?


だったら、研ナオコのは???


深まる昭和歌謡の謎。


以前謎は謎のままです。




それにしても、審判部よ、もう少し早めに手を挙げようではないか。






【からだにピース】

グビグビ。







グビグビ。






「ひょ~~~。」







「やっぱ、カルピス、チョーうめぇ。」





あの遠目から見るとカルピスに見えてしまう稀勢の里のペットボトル。


凍らせた水ですよね。


あの凍った水を寒い九州場所や初場所でも口する稀勢の里。


若いなぁと思うと同時に、あんなに身体冷やしていいんかい、と不安にも思う瞬間です。




でも、今場所はこういう形で優勝を逃しましたが、今までよりも少し成長した場所に思えます。


いまだに優勝を託すほど信じきれない面もありますが、先場所よりも安定感を増したことは間違いないようです。


いつか近い将来、優勝を手にする時が来るでしょう。


その日を自分で手繰り寄せるためにも、気持ちで負けない強い心を。


強い心が備わった時、初優勝はぐっと身近にやってくると思います。







【遊び】

藤井「あ、北の富士さん新しい扇子ですね。」

52代「ん!まぁね。」







52代「どうして変え替えたかわかる?」

藤井「・・・もしかして、あれですか?」





52代「そう・・・。あれよ・・・。」

藤井「・・・やっぱり。」







52代「お座敷遊び・投扇興で優勝するため!」

藤井「気合入ってますね」





52代は京都のお座敷遊びしてるでしょうね。


もちろん行ったこともないですが、あの遊びがどう楽しいのかさっぱりわかりません。


ですが52代はキレイどころがキャッキャ喜べば、どこでも楽しいのでしょう。


京都桜もきっとこれからが見ごろ。


夜桜見すぎて、風邪をぶり返さないように夜遊びもほどほどに。








さて今場所もお付き合いいただきましてありがとうございました。


先場所は日本三大ショックの一つフチェショックに(日本三大ショック=オイルショック、リーマンショック、フチェショック)見舞われ、相撲見ても頭に入ってきませんでしたが、今場所はその衝撃もだいぶ癒えて、相撲を楽しむことができました。


これもひとえに皆さんの温かい励ましのメール、メッセージ、コメントなど皆様の優しいお気遣いよるものです。



本当にありがとうございました!!!




時天空は今もなお病気と闘いながら以前治療中とのことですが、たくさんの時天空ファンの皆さんと共に元気な姿で戻ってくる日を信じて待ちたいと思います。


きっと若手の活躍も時天空にとっていい励ましになっていることでしょう。


あちこちで開花した桜の花が、時天空にも良い春を運んでくることを念じながら、今場所を終えたいと思います。



今場所も共に大相撲を楽しんでいただき、本当にありがとうございました。



また、大相撲ブロガーの皆さんの記事は場所後必ずお邪魔します!


ちゃんと真面目に場所を振り返るためにも、過去ブログにコメントするかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたします。







行司のブログ





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