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三日目 総崩れ

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令和三年 初場所 三日目

 

 

 

巨人 大鵬 卵焼き。

 

昭和の流行語から60年近くの時を経て、孫・王鵬が関取りとなって土俵に上がります。

 

 

 

 

【テスト】

吉田「王鵬の化粧まわし・・・・・」

 

 

 

 


吉田「大鵬の土俵入りとそれを見上げる王鵬の姿だそうですよ。」

 

 

 

 

 

境川「ああいうのをなんて言いましたっけ。」

 

 

 

 

 

境川「ロール・・・、ロールしゃっひゃテスト・・・?!」

 

 

 

 

 

 

吉田「親方、ロールシャッハテストです。」

境川「・・・・・・。」

 

 

 

 

屈斜路湖と摩周湖に寄せた、まさに祖父と孫の夢の融合。

 

四股名も壮大ですが、化粧まわしから伝わる期待の大きさが半端ではありません。

 

化粧まわしに詰め込こんだプレッシャーに私だったら押しつぶされそうで、埼玉栄高校のオレンジ色の化粧まわしにこっそり替えちゃいそうですが、当の本人は至って素直に喜んでいる様子です。

 

周囲の期待もまっすぐに受けて素直に育ったのでしょう。

 

素晴らしい若人ではないですか。

 

 

しかし最近は誰の孫だ、誰の息子だ、誰それの甥だと、力士も2世3世が増えてきました。

 

背景に物語がつくことで話題になるのはいいですが、増えすぎると政治家の世界のようでもあります。

 

誰かの子であれ孫であれ、親や爺さんとは異なる一個人。

 

本人の活躍をシンプルに見守っていきたいものです。

 

 

 

 

 

三日目は大関総崩れ。

 

綱取り、カド番と悲喜こもごもの大関陣ですが、三日目は総崩れとなりました。

 

 

貴景勝の綱取りは露と消えてしまいましたが、押し相撲の大関ですから良い波に乗りさえすればきっと、3連敗はしていても自分の相撲を取り戻してくるのではないでしょうか。

 

 

心配なのは朝乃山。

 

ここ2~3場所、弱気な顔つきがチラチラ見え隠れしているように感じます。

 

稽古不足がそうさせているのかはわかりませんが、土俵に上がった以上は自分を奮い立たせて闘い抜いてほしいものです。

 

 

それにしても目を見張る活躍を見せるのが阿武咲と大英翔。

 

大英翔など大関総なめの3日連続のインタビュールーム入り。

 

インタビュールームでの受け答えも余裕を感じ自信がついた様子が見て取れます。

 

 

ここ5年間は全て初優勝力士が優勝を飾っている初場所。

 

この流れに乗って大英翔や阿武咲が新春、初夢、初優勝となるか。

 

まだまだ先はわかりません。

 

 

 


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