令和二年 十一月場所 十三日目
一人で土俵に立ち、15日間戦い続ける本場所の大相撲。
毎日違う相手と相撲をとって戦いますが、本当の敵はやはり、自分自身なのかもしれません。
【内なる敵】
付け人「大関・・・・・・。」
付け人「何、熱心に見てるんすか?」
付け人「げっ・・・!自分じゃないすか!」
やっぱり自分見てたんすよね??
しかもモニターかぶりつきで(笑)。
モニター越しに見た自分にも打ち勝てたのか。
善戦の志摩ノ海を退けて単独トップの12勝1敗。
しかし追う照ノ富士も、竜電との格の違いを見せつける11勝目と、ぴったりと後を追います。
いやいや、大きいから豪快さが目立ちましたが、よくよく見れば相手の攻めを封じながら、要所要所を抑えつつ自分十分の相撲に持ち込んで完勝。
おそらく照ノ富士の頭の中には今場所の優勝よりも、来場所、その次の場所にフォーカスが向いているのでしょう。
そのためにも勝ち星を積み上げていくことはもとより、怪我を悪化させない相撲をとり続けることが何よりも大切です。
遠くを見ながらも、手前で躓かぬように。
復活の道を着実に歩みます。
後半の土俵で光る相撲の若隆景。
元大関を翻弄させるように攻めながら、土俵際の逆転の突き落とし。
負け越しは決まった後も気の入った土俵を務め続ける姿勢に、来場所以降の活躍が今から楽しみです。
明日はいよいよ14日目。
あれ?
昨日にキセの解説は終わったし、明日の解説は一体誰なんでしょう。
【予言】
太田「北の富士さん。私、占いができるんですよ。」
52代「へー。」
太田「明日の解説者を占ってみますね。」
太田「・・・見えてきました・・・。元大関の姿が見えます・・・・。」
太田「あ・・・これは・・・、元大関の尾車親方です。」
52代「へー。」
予言通りに14日目放送は尾車解説なるか??
今年の相撲も残り2日です。