令和二年 九月場所 十三日目
正代、貴景勝撃破!!
2敗同士の直接対決を力強い突き落としで制した正代。
夕方の地元ニュースもいよいよ色めき立って、正代の活躍にアナウンサーもワクワクソワソワ。
ついに単独トップに躍り出たか、と思いきや。
もう一人の2敗トップがいました、いました。
【ゴールデン進出】
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「ひょぉ~~!後半戦もひと、少なっ!」
通常開催の満員の館内だったら、この人さらにノッテくるタイプでしょうね。
猿もおだてりゃ木に登る
なんて言いますが、この猿自ら自分を盛り上げて、大木のてっぺんめがけて駆け上ってゆきます。
乗せると怖いタイプのニューカマー。
明日はまさかまさかの、大抜擢。
結びの土俵で大関戦が組まれます。
場所も大詰めとなる14日目の土曜日。
場所に花を添える、放送席の解説は・・・・・・。
【放送予定】
52代「明日はもう、土曜日か・・・。」
52代「ん!」
52代「明日の解説稀勢の里なんだ!」
三瓶「はい。」
52代「担当、明日だったらよかったのにって思ったでしょ。」
三瓶「い・・・え・・・。」
稀勢の里、ラジオ番組持つんですって??
すごい人気の荒磯親方。
現役時代の人気はもちろんですが、引退後の活躍は現役時代の勢いを凌駕するものがあります。
強烈な左おっつけに変わる新たな得意技、饒舌な話術を武器に、荒磯親方は颯爽と第二の人生を走り続けます。
そんな72代横綱稀勢の里を招いての明日14日目は、いよいよ場所もクライマックス。
正代ー朝乃山
貴景勝ー翔猿
一触即発、何が起こるかわからない、14日目となりそうです。