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時天空不在の十四日目

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平成27年 九州場所 十四日目





日馬富士、復活優勝王手!!!





【辛い気持ち】

鶴ちゃん「離して、ママ。」

日馬ママ「どうしたの、鶴ちゃん!」






鶴ちゃん「・・・もう、両国に帰りたい。」





鶴ちゃん「だって・・・。」








鶴ちゃん「露払い、時天空じゃないんだもんッ!!」

日馬ママ「強くなるのよ!鶴ちゃん!!」





一瞬膝が入ってしまうのかと冷や汗ものでしたが、強靭なバネとスピードで圧勝。


日馬富士、応援している方も全身全霊でくたくたです。




こんなくたびれた体には、アレがよく効きそうです。






【類似品】

日馬ママ「ハイ、マダムの好きな・・・緑効青汁、どうぞ召し上がれ。」






「グビ」





マダム白鵬「ん??」






マダム白鵬「・・・これ、舞の海の青汁だわね・・・。」

日馬ママ「・・・よく、分るわね・・・。」






青汁は飲まないので、白鵬のと舞の海のと青汁の違いは判りませんが、照ノ富士の援護射撃命中!!!



あのがっぷり四つに組んだ瞬間の、白鵬の嫌がるような表情。


やはり照ノ富士とは胸を合わせてはいけないと、常々思っていたのでしょう。


深い上手に立ち腰では、さすがのマダムもどうにもできませんでした。



すごいよ、日馬富士、すごいよ、照ノ富士。


やっぱり熱いよ、伊勢ヶ浜!!








【室内干し】

「あ~・・・。」






「ふう・・・。」







「う・・・。」





「このタオル、生乾き。」




秋雨前線の影響か、お天気がグズツキがちの九州地方。


部屋のタオルもしっかり乾かさないと、土俵で嫌な気分になってしまいます。


液体洗剤でしっかりつけおきして、匂いの原因菌をもとからノックアウト。





しかしまさか逆転の時が訪れようとは思いませんでした。


あまり根拠もなく白鵬も1~2敗はするだろうと、高をくくっていた序盤戦でしたが、ドンドン状況はタイトになってきて、もはや白鵬が1敗しないような気がしてきたところに昨日からのまさかの連敗。


やはりこういうことがあるから、星を落とさず辛抱して勝っていくことが優勝争いでは何よりも大切なんですね。





優勝争いと言えば、十両の正代。


幕内の土俵で北太樹に力強い12勝目!





正代「やったな!」

付け人「そうっすね。」





正代「初の懸賞金・・・。」





正代「これでうまい飯でも食いに行こうぜ。」

付け人「そうっすね。」






ピカ!!



天孫降臨





「おい、俺にもなんかおごれよ♪」







「・・・・・・。」







正代「なんか変なのが、言ってるよ。」

付け人「そうっすね。」







「おい。無視、するなよ・・・。」






「アハハハハ~。」







伸び盛りに怖いものなしの12勝2敗。


十両優勝しようがしまいが、来年の初場所は新入幕の場所となるのは、ほぼ間違いのないところでしょう。


また哀しいかな、時天空は入れ替わるように十両落ちになるでしょう。


番付は逆転してしまいますが、いつまでも時天空を敬い大切にするのだぞ。


人生、晴れる日もあれば雨の日もあるもの。


この雨がいつまで降り続けるのかと、明日が見えない日もやってくるのです。


そんなとき人生の先輩は、道しるべを示してくれます。


どこに向かえばわからなくなったその時は、時天空先生に尋ねるがいい。


時天空先生が、正代のすすむべき道をあの足で指示してくださいます。


正代よ、素晴らしい師を持ったな。


師は人生の宝なり。






明日はいよいよ千秋楽!!


日馬富士復活優勝の瞬間を、見逃すな!!!





(追伸)


今日の北の湖理事長の場所へのお別れの様子には、こみ上げるものがありました。


本当にお亡くなりになるにはあまりにも早すぎました。


北の湖理事長、大相撲を盛り立ててくれてありがとうございます。


改めて心よりお悔やみ申し上げます。







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