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六日目 予感的中

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平成31年 大阪場所 六日目

 

 

 

 

虫の知らせか、第六感か。

 

もうこの時はすでに不調和音に包まれていました。

 

 

 

 

【ピンポイント】

容堂「手を付いて。」

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

 

容堂「あ、ちょっと。そこ・・・。」

 

 

 

 

 

 

容堂「ペンキ塗り立てだから。」

豪栄道「・・・・・・。」

 

 

 

 

今場所の大英翔は一皮むけたというのでしょうか。

 

グンと成長してきましたね。

 

今までは同じ部屋の遠藤に注目が集まる中で地味な役どころを担っていましたが、そもそもは若く才能のある力士。

 

幕内に上がってきた時点で遠藤よりも出世するという見方も多かったものです。

 

ここにきてその才能が開花してきたのか、今場所は二大関を撃破。

 

今場所の台風の目となっています。

 

 

そんな大英翔を局内で困らせる指示でも出ているのでしょうか。

 

先日の沢田石に続き、今日のインタビュアー厚井までも、大英翔に明日の取り組み相手を教えたが始末。

 

大英翔を前にすると皆、教えたがり屋に変身してしまうのですか。

 

今日の厚井などもう喉の奥まで「貴景勝」って出かかっていましたね。

 

こんな調子が続けばそのうち大英翔も怖がって、インタビュールームが嫌になり上位戦では思うような力が発揮できなくなるかもしれません。

 

何をオーバーなと言われそうですが、いやいや。

 

今の若い子は案外繊細。

 

そんなことも無きにしも非ず。

 

 

今は若手が伸びる大切なとき。

 

伸びゆく枝を折ってしまわぬように周りもお気を付けください。

 

 

 

しかしそれも横綱ともなれば、自己コントロールもお手の物。

 

真剣勝負に向かう前は集中力を高めます。

 

 

 

 

 

 

【呪文】

鶴竜「さてそろそろ・・・。」

 

 

 

 

 

鶴竜「取り組み前の呪文を・・・。」

 

 

 

 

鶴竜「・・・友達の友達は皆友達だ。世界に広げよう、友達の・・・。」

 

 

 

 

鶴竜「輪。」

白メガネ「明日のゲストは誰かしら。」

 

 

 

 

 

♪お昼休みはウキウキウォッチン。

 

♪あっちこっちそっちどっち いいとも。

 

 

 

笑っていいともが終わってどのくらいが経ちますか。

 

感慨に浸るほどいいともを見ていたわけでもないですが、テレフォンショッキングのあの合言葉はいつの間にか言わなくなりましたよね。

 

 

呪文が効いて、粘る正代を得意技のはたき込み。

 

 

その前の錦木は実に残念!

 

もう少し錦木にスピードがあれば十分に勝機がありました。

 

でもあの錦木が小手投げに着た時の身のこなしはさすが白鵬。

 

昨日の首の動きは奇妙奇天烈でしたが、42回目に向けて着実に勝ち星を重ねております。

 

 

 

身のこなしと言えば、今日一番度肝を抜いたのが。

 

 

 

 

晃之助の大ジャンプ。

 

 

 

 

今まで土俵から落とされたり、飛ばされたりした行司はたくさん見ましたが、自ら飛んだ行司は初めて見ました。

 

 

しかも

 

 

ヒラリと

 

 

 

 

着地も軽やか。

 

 

おそらく草履も脱げていません。

 

 

赤い装束を身にまとい軽やかに宙を舞ってみせ、何事もなかったように着地も決める。

 

恐るべし木村晃之助。

 

 

 

平成最後の場所。

 

飛ぶ行司の出現です。

 

 


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