平成31年 大阪場所 二日目
8年前の今日という日へ黙祷を捧げての鎮魂の二日目。
今日の放送席は意表を突く布陣が敷かれていました。
【乙女心】
三瓶「・・・ということは、貴景勝は大関昇進に向けて。」
三瓶「何勝くらいが必要となりそうでしょうか。」
高砂「はっ!」
三瓶「高砂さん。」
高砂「・・・・・・。」
三瓶「高砂さん・・・、どうかしたんですか?」
高砂「・・・・・・。」
高砂「いや~ン。リップ塗るの忘れた~ン。」
三瓶「―――。」
出た!
高砂萌え!
皆さんどうか見てください。
この愛らしいぱっちりとした二重瞼。
ぷっくりとしたあどけない唇。
一つ一つのパーツをとりだしてみると、どれもアイドルさながらの可愛らしい目元口元ではないですか。
それがまあ、時々・・・。
素の表情が出てしまったり・・・。
野生に戻ってみたり・・・・。
そんな自由奔放で天真爛漫な振る舞いも、高砂さんの大きなチャームポイントとなっています。
高砂親方は角界のトップアイドル。
今や世界へ向けたサブカルチャーへと発展した日本のアイドルビジネス界に、角界から新規参入ののろしを上げようではないか!
大物アイドルの出現に、世界中がきっとどよめくはずです。
話は変わりますが、向こう正面の玉垣さん。
なんかあか抜けてきましたね。
一時は見る度ごとに、バッテン荒川に近づいているように思えてハラハラしていましたが、今日はいつになくスッキリとした印象で見違えたようです。
元々声と見た目のギャップが激しいタイプだっただけに、向こう正面に押し込められている様子を熊本県人として歯がゆく思ったものでしたが、声に見た目を寄せてきましたね。
いいですよ親方。
この調子でどんどんブラッシュアップして、同じ小兵のライバル舞の海のお株を狙うのです。
入門が舞の海が先だからって何も遠慮はいりません。
所詮日本は年功序列。
四の五の言って来たら、「お前年下だろ。チビ。」って言ってやればいいんです。
背丈だって親方の方が高いんですから。
しかし流石は大卒力士の先がけ朝潮。
解説がまぁ理論的。
対象力士の問題点を澱みなく澱んだ声で理路整然と語る様子は、解説というより相撲講義を聞いているようでした。
哲学書読んでたのは伊達じゃありませんね。
取り組みの方はと言えば、高安の取り組みに目が留まりました。
いつもだったら力任せに強引な、相撲をとる高安が昨日今日と我慢の相撲を見せるようになっています。
荒汐親方となった稀勢の里に胸を出してもらい、少しはお利口になったのでしょうか。
今や幕内力士も多くが平成生まれとなり珍しくもなんともありませんが、そもそもは高安が元祖平成生まれ力士だったものです。
それがあれよあれよと時は移ろい、今年はまさかの譲位によって元号も変わってしまいます。
いつまでも若手と思っていたら気が付けば高安も来年は30歳。
実は誰よりも平成最後の場所に強い思いをもって臨んでいるのかもしれません。
ところで北の富士さん。
朝8時から前相撲を見に来ていたなんて。
意外と本当は仕事熱心だったんですね。
枡席に座って土俵を見つめる様子はまるで普通の相撲好きのようだったけど、見直したよ!52代!