平成31年 初場所 四日目。
引退を決めた稀勢の里。
決して器用とは言えないけれど、懸命に土俵に向かい一歩ずつ頂点を極めアクシデントに見舞われながらも、もがき続けた姿は多くの人々の胸に響きました。
会見の口ぶりから察するに優勝と引き換えにわが身に引き入れた胸の怪我は、想像以上に深刻なものだったようで、もしもあの時あれがなければ…と今もなお思わずにいられない決定的なものとなってしまいました。
しかし土俵に上がる力士である以上は勝ち負けがすべて。
何事も言い訳にはできない厳しい世界です。
今土俵を下り新たな人生の一歩を踏み出す稀勢の里。
人生の第二ステージではまじめすぎるほどの真面目さや、誠実な人柄がこれから稀勢の里の新たな左差しとなることでしょう。
白黒で解決出来る土俵の上とは違って、ややこしい人間関係や世の中の不条理にぶち当たることもあると思いますが、きっと大丈夫です。
この横綱の2年間が大いなる肥やしとなって、稀勢の里のこれからの人生に大輪の花が咲くことを願っています。
稀勢の里、素晴らしい土俵をありがとう。
そう。
いつだって土俵は真剣勝負。
土俵に上がる人間はいつだって命を懸けてその一番に向き合っているものなのです。
【真剣勝負】
ワーワーワーワー
九重「あれ、伊之助さん。」
九重「どうして泣いているの?」
高田川「それがね・・・。」
高田川「さっきから腹は切りたくないの一点張りなんだよ・・・。」
九重「あ~・・・。」
ヨカッタね勘太夫さん。
じゃなかった新伊之助さん、腹切らずに済んで。
っていうか、あれは取り直しでもよかったんじゃないかな~。
相撲じゃ完全に北勝富士、勝負への執念白鵬って感じでしたもんね~。
でもその執念は勝負の世界ではとても大切ですね。
あの白鵬の執念が伝わって、新・伊之助をこんな格好にさせたんですから。
この行司さん、勝敗に困ると身体が思わぬ動きをしますよね(笑)
いいのです。
立行司なってもこの調子で新たなポージングをどんどん発表してほしいと願っております。
明日はとことん行司デー。
頑張れ!
新生伊之助!