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千秋楽 22歳の初優勝

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平成30年 九州場所 千秋楽

 

 

千秋楽まで縺れた優勝の行方。

 

運命の女神は今日、」どちらに微笑んだのか。

 

 

 

 

【運命の瞬間】

高安「―――。」

 

 

 

 

 

高安「あ~~ッ・・・!!」

 

 

 

 

高安「・・・!!!」

 

 

 

 

 

高安「・・・・・。」

 

 

 

 

 

高安「・・・おめでとう・・・、貴景勝・・!」

 

 

 

 

高安、よくやったよ。

 

惜しくも初優勝は逃したけれど、千秋楽までの盛り上がりは高安なしでは語れなかった。

 

正直言って、安定感と信頼感に欠ける大関ではありますが、ハラハラさせながらもトップで走る貴景勝を昨日は2敗に引きずりおろし、千秋楽決戦までもつれ込ませたのは他でもない、大関・高安。

 

今日の悔しさは、必要以上のアップの画面から溢れんばかりに伝わりました。

 

暑苦しすぎる高安のアップにうちの液晶が焼け付いているのではないかと、心配するほどです。

 

でも今場所の惜敗は必ずこれからの糧となるはず。

 

今日の悔しさを心に刻んで四股を踏めば、その悔しさは強い足腰、強い精神となって身につきます。

 

来年は一回りも二回りも大きくなった大関・高安が見られることを信じております。

 

 

 

 

そして。

 

貴景勝、初優勝おめでとう!

 

なんという22歳と3か月!!

 

成人式を過ぎてまだ2年。

 

22歳なんてこの前まで、ランドセル背負っていたような年じゃないですか。

 

 

 

【きこりの泉】

貴景勝「ハァハァハァハァ」

 

 

 

 

貴景勝「は?何?」

 

 

 

 

貴景勝「きれいなガガ丸がいるって?」

 

 

 

 

 

貴景勝「どこに?」

 

 

 

 

 

貴景勝「あ、ほんとだ。」

きれいなガガ丸「やあ。優勝おめでとう。」

 

 

 

 

 

それは舛東欧。

 

きれいなガガ丸ではありません。

 

 

いえね、先日場所を身に言ったとき、舛東欧を見て思ったんですよ。

 

 

「あれ?きれいなガガ丸?」って。

 

 

 

 

ほら。

 

ドラえもんできれいなジャイアンっていたでしょう。

 

 

 

ジャイアン(画像お借りしています)

 

 

きれいなジャイアン(画像お借りしています)

 

 

 

 

 

そしてこっちが。

 

 

 

 

 

 

 

ガガ丸(画像お借りしています)

 

 

 

 

 

 

きれいなガガ丸(画像お借りしています)

 

 

 

 

でも本物のガガ丸も来場所関取り復帰できるようですね。

 

ヨカッタね、ガガ丸。

 

 

きれいなガガ丸の方はどこら辺の番付にいるのか分りませんが、部屋の中も一気に増えて稽古もたっぷりできる環境です。

 

しっかり力をつけていつか、ガガ丸VSきれいなガガ丸 対決を見せて下さいね。

 

 

 

しかしすごい22歳と3か月。

 

やってのけましたね。

 

さすがに昨日は悔しさをにじませていましたが、今日は優勝しても淡々とした受け答え。

 

表彰式もそつなく落ち着いてこなして、浮ついたところを一切見せませんでした。

 

22歳って言ったら世間では大学生だのなんだので、まだまだ子供臭さが抜けないお年頃。

 

自分の時に置き換えても、生意気なだけの若造でしたよ。

 

それがまぁ貴景勝ったら、優勝争いのいう未知の経験にも緊張感に押しつぶされることもなく、自分のやるべきことをぶれずにやり通す、恐るべし精神力の持ち主。

 

精神力って年取ったら身につくもんでもないんですね(笑)

 

いや~、恐れ入りました貴景勝。

 

まだこの先の先を見つめているような感じもうかがえるコメントでしたが、この調子で進んでいくならばこりゃ、歴代のスピード初優勝のメンバーのような出世もあるかもね。

 

でもこれから先はそろそろ他の力士たちも貴景勝の取り口を研究して対策もしてくるでしょうから、とんとん拍子にはいかないでしょう。

 

今までのようにうまく勝てない日がやって来たときに、貴景勝の真価が問われるのかも。

 

しかし何はともあれ若いということは大きな武器です。

 

失敗を恐れず攻める相撲で輝ける未来を勝ち取ってほしいと思います。

 

 

 

いや~今場所は、まさかの展開そして結末となりました。

 

エンディングで懐かしさすら感じた稀勢の里の連敗~休場から始まって、若い力士たちの台頭、ベテランの復活、混迷する優勝争いと三横綱不在、一大関途中休場の場所ならではのバラエティー豊かな活躍が目立ちました。

 

正直前半戦は上位陣の休場などで、見る気持ちも散漫になっていましたが、力を付けてきた力士たちの活躍が場所を盛り上げました。

 

そして楽しかった本場所観戦が大いに気持を盛り上げてくれました。

 

 

 

 

さて来年は平成という時代が終わりを告げます。

 

ひとつの時代が終わる時、相撲界もまた時代が動くのか。

 

時代のはざまとなる2019年。

 

来年の土俵は何が起こるのか。

 

年末年始は嫌だけど、今から初場所が楽しみです。

 

 

 


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