平成30年 九州場所 十日目
木枯らしが吹き出す晩秋の折り、人生もふと立ち止まりたくなる瞬間が北風と共に。
【人生という道】
元基「はぁ・・・・・・。」
元基「また土俵入りか・・・。」
元基「また、あの土俵をぐるぐる回るのか・・・・・。」
元基「ぐるぐるぐるぐる回り続けて・・・・。」
元基「俺の人生・・・、それでいいのか?」
素晴らしき哉人生。
私が男だったら行司になりたかった。
行司という職業、私の憧れです。
正面解説に鏡山、向こう正面は宮城野という、なんともしみじみとした秋らしい解説の布陣。
でも鏡山親方は平幕優勝経験者だったのですね。
あのしんみりとした語り口、諦観したような目つきからは想像もできない華々しいご活躍でした。
人生山あり谷あり。
紆余曲折。
親方のあの空を見つめるような瞳には今場所の優勝の行方はどう映っているのでしょうか。
10日目を過ぎて優勝争いに変化なし。
9-1 貴景勝
8-2 高安 碧山 大英翔 阿武咲
このまま1敗差で逃げ切ってゆくのか。
高安が大関の意地を見せるのか。
大穴・碧山が追い上げてくるのか。
明日からの終盤戦。
場所はどう動くのか?
明日は現地でこの目で見てきます!