平成29年 九州場所 二日目
若い力士の引き技にはイラッとするのに、なぜでしょう。
熟練力士のはたき込みはどうしてこうも味わい深いのでしょうか。
帰って来た業師・安美錦。
幕内復活の二日目は輝を、加齢にじゃなくて華麗にはたき込み。
2連勝。
幸先イイではないですか。
もう一人の熟練豪子からの力水も古巣に戻った感じがして胸がきゅんとしました。
【不都合な真実】
沢田石「芝田山さん」
芝田山「はい。」
沢田石「安美錦と豪風って年齢、一つ違いなんですよね。」
芝田山「ええ。」
芝田山「一つ違いと言えばね、沢田石君・・・。」
沢田石「はい。」
芝田山「私と錣山さんも一つ違いなんだよ。」
沢田石「嘘だ!」
いえ、本当。
信じられませんがこれは真実。
芝田山と錣山の年の差はたった1歳。
そして沢田石も安美錦より2歳上。
これはもう。
生きている時間だけでは測ることができない・・・見えないものが影響しているとしか思えません。
それにしても近頃の沢田石さんはだいぶん堂々としてきましたね。
以前は質問さえもオドオドしたように聞こえたものですが、張りのある声で実況ができる様になりましたね。
でも今日の向こう正面には手を焼きましたね。
伊之助さんとのエピソードの一つでも引き出したい沢田石を前に「あんまりしゃべったことがない」の一点張りの宮城野部屋の爺や。
中学のクラスメートを語っているわけじゃあるまいし。
小さなエピソードでもちょっとデコレーションして話しておくれよ、爺や。
そんな向こう正面の困った爺やをよそに、殿はキレッキレですね。
【だーれだ】
白鵬「だ~れぇだっ」
玉鷲「え???」
玉鷲「・・・この迫りくる圧力・・・。」
玉鷲「・・・もしかして・・・。」
玉鷲「ギャッ!マダムっ!」
白鵬「ギャッ!ってなによっ!」
こりゃ白鵬、40回目に向けてフルスロットルでやって来たね。
初日からの身体の動きに優勝への並々ならぬ執念と気迫が見えます。
だって先場所休場だったこと思わず忘れそうになりましたもん。
よく、休場すると相撲勘が鈍るとか聞きますが、今場所はより一層研ぎ澄まされているのではないでしょうか。
年内に40回目の優勝を決めたい気持ちが身体のキレとなって現れているのでしょうが、やっぱり白鵬は並みの力士に非ず。
ここ一番!っていう時への自分の持っていき方が他の力士と全然違うのかも。
はぁ~、しかし日馬富士…(涙)
まさかの連敗に今日が三日目かと勘違いしました。
明日は魔の三日目。
もう十分魔界に突入した感じもしますが、玉鷲は初日に、またインタビュールーム来たいって言ってた気がしますよ。
そして妙に腰が高いのも気になるところです。
明日はその腰の高さから、玉鷲の突き押しをもろに浴びませぬように。
追伸:初日あまりの眠さにサボりました(笑)
今場所は毎日更新できないかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします!