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トラウマの十二日目

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平成29年 五月場所 十二日目

 

 

 

おや。

 

あの姿は石田純一氏。

 

ずいぶん以前に「不倫は文化」とおっしゃっていましたが、相撲も文化だとお気付きになりましたか。

 

人によって文化もいろいろのようですが、どうぞごゆるりとご観戦くださいませ。

 

 

 

相撲の分かという面はさておき。

 

やい!!

 

栃煌山!!

 

お前には何かやってやろうっていう根性はないのか?

 

相撲とる前からもうはなから負けちゃってるんだよ。

 

 

 

【恐怖心】

白鵬「おい!ちょっと。」

栃煌山「ビク!!」

 

 

 

 

白鵬「顔、見せてみろ。」

栃煌山「・・・・・・。」

 

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

 

「・・・・・・。」

 

 

 

「やっぱコワイッ」

 

 

 

白鵬「茄子、泣くなよ。」

栃煌山「う~~ぅ(涙)」

 

 

 

もうやる前から目が死んでます。

 

今日は何もされずに無事に負けてよかった~、って思っているのではあるまいな。

 

ある時はいいように張られ、ある時はかちあげを食らい、ある時は猫だましを2度も食う。

 

いつも白鵬にやられっぱなしの栃煌山。

 

もうこれはのび太対ジャイアンのレベルを超えているように思えます。

 

私は特に栃煌山が好きってわけでもないし白鵬が嫌いなわけでもないけれど、この対白鵬戦における栃煌山の工夫のなさには何か言わずにいられない。

 

おい栃煌山、あんなにやられっぱなしで悔しくないのかい?

 

今日こそはひと泡吹かせてやろうとか思わないのかい?

 

横綱をぎゃふん(って絶対言わないけれど)と言わせてやろうと思わないのかい?

 

八十数年前の理不尽な休場制度が今もなお続いていたならば、栃煌山も白鵬に一矢報いてやれたのかもしれないけれど、残念ながらもうそれはないんだよ。

 

どうにか不格好な作戦でもいいから何かして、横綱を慌てさせようくらい考えてほしかったよ。

 

栃煌山、相撲以前に白鵬に気持で負けちゃってるよ。

 

怖い気持ちもわかりますが、このトラウマ乗り越えてほしいところです。

 

 

でも強い白鵬だってきっと辛いことはあるんだよ。

 

 

 

【孤独】

バンバン。

 

 

 

 

白鵬「よっし行ってくる。」

付け人「お疲れさまですッ。」

 

 

 

 

 

付け人「・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

付け人「よし、よし。行った!行った!」

 

 

 

 

付け人「なんか冷たいものでもゆっくり飲もうぜ」

付け人「飲もう♪飲もう♪」

 

 

 

 

 

付け人「鬼の居ぬ間の洗濯、洗濯~♪」

白鵬「・・・・・・グスン。」

 

 

 

 

心で泣いて土俵で鬼になる。

 

栃煌山、茄子になるな、鬼になれ。

 

 

 

 

ところで宇良10勝目。

 

おいおいちょっとすごいんだけど、そこら辺でやめとけ。

 

あんまり勝ちすぎたら来場所えらい目に遭うんじゃないかと、老婆心ながら心配しています。

 

 

 

豪栄道、カド番脱出まであと1勝です。

 

大乃国なんかにカド番を鼻で笑われたりして、豪栄道も気の毒なことです。

 

あんな大乃国に2度と笑われないためにも、もうここらへんでカド番の繰り返しに終止符を打ちましょう。

 

パタパタせずに引かなければ、強い大関復活です。

 

 

 

そして日馬富士幸運の休憩日!

 

貴ノ岩の休場で12日目の不戦勝。

 

これは昨日のお祈りが今日ようやく通じたようですね。

 

今日はゆっくり体を癒して残り3日間、1敗をキープできますように。

 

でも明日は大関取りの佳境に入った高安が相手。

 

これは難敵、明日はお互いに大事な一番となります。

 

 

 

 

 


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